アジアとアジアの飯をこよなく愛するライターの、「旅」と「パン」と「おいしいもの」があれば幸せな毎日の記録です。
by asian_hiro
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札幌、森彦
コーヒーよりも、コーヒーにまつわる事柄。
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コーヒーを飲むことよりも、
コーヒーのためにお湯を沸かすこととか、
コーヒーの道具を用意することとか、
コーヒーのカップにお湯を入れて温めることとか、
コーヒーの豆を「今回はどれにしよう」って選んで買うこととか、
買って来たコーヒーの豆を、缶のなかにザザザッと移すこととか、
缶の蓋を開けるたび、コーヒーの香りに包まれることとか、
そんなふうに、コーヒーにまつわることがとても好き。

コーヒーを飲むことよりも、
コーヒーを飲みながらおしゃべりすることが大好きで、
それがこんなふうに、
ときが経つのを忘れるくらい、ゆったりした喫茶店ならとてもいい。
窓ごしに積もる雪を眺めながら、
柱には、昔ながらの古時計。

札幌 森彦
by asian_hiro | 2013-03-13 22:00 | 日々のこと | Comments(6)
雪、長靴、そして、夜。
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今日、病院で耳にした音楽は
ちょっと心地いい変拍子。
なんとか曲名にたどり着いてiTunesで購入し、
いま、それを繰り返し聴いている。

まるい、まるい、ピアノの音。
転がるようなメロディとともに、
長靴を履き、雪の夜道を歩きたい。
by asian_hiro | 2013-03-12 19:15 | 日々のこと | Comments(2)
耳鼻科
この時期の、ひそかな楽しみ。
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長いことお世話になっている耳鼻科の先生は
恐らく70歳を越えているけれど、いつも声が大きくて豪快だ。
初めて診てもらったのは、社会人になって3年目の頃。
突然、耳が聴こえなくなり、昼休みに会社近くの耳鼻科に行くと
「あなたの家の近くにとてもいい病院があるから、
急いでそこへ行って、診てもらいなさい」と先生は言った。
あわてて会社を早退し、その病院へ駆け込んだら
そこにいたのは、大柄なおじいさん先生で、
「あんた、危なかったねえ。
もう少しここへ来るのが遅かったら、
完全に耳が聴こえなくなるところだったよ」と、豪快に笑った。
それ以来、その病院がわたしのかかりつけになり、
花粉症があらわれるこの時期には、決まって先生のもとへ通っている。
実家を出て、
病院から離れてしまった今もわざわざ電車で出かけていて、
先生は「また今年も遠くから来てくれたの」と、毎年笑う。
老朽化した室内ではおかっぱ頭の看護師さんたちが忙しく働いていて、
診察椅子に座って泣き叫ぶ子どもをあやしたり、
テキパキと会計を済ませたりしている。
わたしは、そんな光景を眺めつつ自分の順番を待つのがとても好きで、
「また今年も遠くから来たんだねえ」と、大きな声で言われると
花粉症の時期も、なかなか悪くないなあと思ってしまう。
どうか、先生。いつまでもお元気で。

写真は、札幌で飲んだコーヒー。
この喫茶店の話は、また今度に。
by asian_hiro | 2013-03-11 00:16 | 日々のこと | Comments(4)
春とカフェオレ
うららかな、日曜日。
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お昼前、ヨガを終えてビルのそとに出たら
なまぬるく、やさしい風が吹いていた。
商店街の真ん中を
るるると歌をうたいながらスキップをして、
電車に乗る前、ミルクたっぷりのカフェオレを飲んだ。
by asian_hiro | 2013-03-10 19:49 | 日々のこと | Comments(0)
空飛ぶ、こころ。
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気づかないふりしたって、ごまかそうとしたって
そんなの、無理。
だってこころなんて、いつだって決まってる。

人間のこころってさ、
なにが飛び出すかわからないブラックボックスじゃないんだよ。
「これ!」とねらいを定めた想いを、たったひとつ、
指先の感覚だけで探り当てる、
魔法の箱みたいなものなんだよ、きっと。
by asian_hiro | 2013-03-08 23:23 | 日々のこと | Comments(6)
メール
海をこえて、届くことば。
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着いて早々、ちょっとした困りごとが発生して、
仕事仲間かクライアントか、あるいは旅仲間というべきか、
ともかく、そんなひとに相談したら数秒後に返事がきた。
そこに書かれている内容よりも、
むしろ、速攻で力強いことばがきたことがうれしくて
少し、あたたかい気持ちでスタートした札幌取材。

雪を見て、町を歩いて、地下鉄に乗って、取材をして、
合間を見つけてヨガをして、円山公園の近くでコーヒーを飲んで。

あっという間の4日間。
戻って来たら、東京は2歩も3歩も春へあゆみを進めていた。
by asian_hiro | 2013-03-08 20:13 | 日々のこと | Comments(2)
旅の記憶
目を瞑り、においだけを手がかりに。
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先日の香港で、友だちに勧められて白荷油を買って来た。
メンソールのすうっとする香りは花粉症のこの時期、快適だ。
部屋を掃除するとき、雑巾に一滴垂らすといいと聞いたので、
早速今度、やってみようと思っている。

部屋でときどきアロマオイルをたくのだけど、
香りはいつもラベンダー。
昔からラベンダーが大好きで、
ローズ、ラベンダー、カモミールの三択なら間違いなくラベンダー、
そこにレモングラスが加わったら、ちょっと迷うけれどラベンダー、
もしジャスミンが加わったら、かなり迷って、
それでもやっぱり、ラベンダーを選ぶだろう。

ラベンダーの香りが好きになったのは、
たぶん、初めてもらったお香がラベンダーだったからだ。
北海道のおみやげでもらったそのお香は、
淡い紫色のとても洒落た箱に入っていた。
毎晩一本ずつマッチで火をつけ、その香りのなかで
本を読んだり、日記を書いたり、ぼんやり考え事をしたりした。
北海道にはこんなに素敵な香りがあふれているんだって
一面のラベンダー畑を想像しながら目を閉じた。

香りを探して、旅に出る。
そんな旅もいいものだと気づいたのは、だいぶ大人になってからだ。
東南アジアの路地裏では、
民家の窓からもれてくるナンプラーやパクチーの香りに立ち止まり、
インドやパキスタンでは夜行バスが深夜に立ち寄る食堂で
強烈なスパイスのシャワーを浴びせられ、
エジプトや中東の市場ではエキゾチックな乳香の香りが漂うなか、
ふたつの目だけが覗く、黒いアバヤを着た女性たちの
ひそやかなおしゃべりに耳をすました。
わたしの記憶には、「香り」という索引があり、
いつでもそれを手がかりに、過去の旅を思い出せる。
ほら、これは南インドで嗅いだカレーリーフの刺激的なにおい、
こっちはイランで飲んだ、ダマスクローズの華やかな香り、と。

先日の香港では、あちこちから漢方や乾物のにおいがした。
地図に頼らず、においを手がかりに町を歩き、
干した牡蠣や不思議なドライフルーツをいくつか買った。
気になる店があったら軒先を覗き、
おもしろいものがあったら、店主に見ぶり手ぶりで話しかける。
わたしはそんな旅が大好きだ。


香港から戻ってきたばかりで、あしたは北の方角へ一直線。
北海道へ飛ぶのは15年ぶりだ。
ひと針分、冬の方角へ時計を逆回転させるけれど、
東京へ戻って来たらふた針分、春の色が濃くなっているんだろうな。
by asian_hiro | 2013-03-04 22:22 | | Comments(10)
歯車
その傷を癒すのは、ほかの誰かではなく。
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つるつると平坦な歯車を2枚噛み合わせても
そこにはなんのエネルギーも生まれないけれど、
でこぼこの、凹凸のある歯車を噛み合わせれば
必ずカチッと重なり合う瞬間がある。
たぶん、わたし自身がそういうでこぼこ人生を選んできたから
わたしのまわりには、同じような人生を辿った女友だちが
たくさんいるのだろうし、
そうやって、歯車と歯車がかっちり噛み合った瞬間は、
相手のことが、なんとも身近で愛おしく思えてくる。

その傷を癒すのはほかの誰かではなく、
自分の、自分に対する、無条件の愛情と信頼でしかない。
だからこそ、ほかの誰かのことも同じように愛せるのだと思う。
by asian_hiro | 2013-03-03 18:19 | 日々のこと | Comments(6)
春とりんご
その甘い香りは、春への追い風。
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レーシックの事前検査のとき、眼科医から
「瞳孔、開き気味ですね」と言われたわたしは
まぶしいところがちょっと苦手で、すぐ、涙目になる。
それとは関係ないかもしれないけれど、
強風に当たってもすぐ、涙が出てしまう。
だけど、こんなに可憐なつぼみを頭上に見つけてしまったんだもの、
どれだけビル風に吹かれようとも、顔を上げずにいられない。

帰り道、国連大学前のマーケットでりんごを3つ買った。
農家のおばさんとりんごについていろいろ話をしていたとき
「りんご、好きなの?」と聞かれたので
「大好きです」と答えると、
これ、よかったらと、家族で発行しているという
お客さんへのお便りをいただいた。
その日付を見ると、去年のわたしの誕生日。
なんだか、とても甘い香りのする縁を感じて
「また、来年」と、おわかれをした。

もうすぐりんごの季節もおしまいだ。
入れ違いに、春が来る。
by asian_hiro | 2013-03-02 16:36 | 日々のこと | Comments(2)
逆立ち
一瞬であって、永遠ではない。
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最近、部屋で逆立ちのポーズを練習している。
ふつうの逆立ちなら問題ないのだけど、
スフィンクスみたいに、
肘から下の部分を床につけた状態でする逆立ちは
長時間続けていると肩周りが疲れ、首がすくんでしまうのだ。
もしここがインドなら、たちまち先生から
「ヒロカ! ショルダー、ストロング!」と
厳しい声が飛んでくるはずで、
そんな先生の声を想像しつつ、毎日練習を続けている。

インドでお世話になる、もうひとりのヨガの先生は
以前、クラスの途中で「逆立ちのポーズの意味は?」と
みんなに質問をしたことがあった。
血流を改善するとか、内臓を活性化するとか
いろいろなこたえが上がったけれど、
先生が教えてくれたのは、
「これまでとは違った視点で世界を眺める」ということ。
その意味を知ってから、
わたしはますます逆立ちのポーズが好きになり、
それ以来、毎朝10分間ほど頭立ちのポーズをするようになった。
世界を違った視点で見られるようになったのかはわからないけれど、
いま、わたしの手のなかにあるものが
必ずしも全部ではないということは
たぶん、理解できるようになったと思う。
それらは、一部であってすべてではなく、
一瞬であって、永遠ではない。


写真は、六本木の通りから眺めた東京タワー。
今朝、こんなに大きく見えた東京タワーが
この真夜中、
オレンジ色に点灯したまま窓の向こうにぼんやりと見えている。
by asian_hiro | 2013-03-01 02:29 | 日々のこと | Comments(4)