旅とパンのスロウな日々:ニューヨーク生活・散歩
2008-09-13T06:14:42+09:00
asian_hiro
アジアとアジアの飯をこよなく愛するライターの、「旅」と「パン」と「おいしいもの」があれば幸せな毎日の記録です。
Excite Blog
ロシアのパン
http://sdays.exblog.jp/9695943/
2008-09-13T00:10:00+09:00
2008-09-13T06:14:42+09:00
2008-09-13T00:11:09+09:00
asian_hiro
ニューヨーク生活・散歩
寒い国では黒いパン。
暑い国では白いパン。
なんとなく、そんな図式がわたしのなかで出来上がっている。
写真のパンは、ロシアのパン。
ニューヨークのロシア人街に出かけたとき、
グロッサリーのすみでひっそりと売られていたものだ。
店のそとは、たしかに真夏のニューヨークだったけれど、
黒いパンが置かれたその部分だけは、違う景色を想像させる。
夏でもひんやりした空気の流れる異国の街とか。
熱いスープにパンを浸し、黙々と食べるひとたちの様子とか。
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おしまいに
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2008-08-28T14:51:53+09:00
2008-08-28T14:52:26+09:00
2008-08-28T14:52:26+09:00
asian_hiro
ニューヨーク生活・散歩
ユニオンスクエアのマーケットに行くの、
大好きだったなあ。
色とりどりの野菜やくだもの、
飽きることなく、写真に撮った。
一年間、この街で暮らしたなかで、
いちばんたくさん出かけた場所。
大好きだけど、もうおしまい。
さよなら、ニューヨーク。
次の更新は、日本から。
あした、飛行機に乗ります。
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観覧車
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2008-08-25T09:45:00+09:00
2008-08-25T09:49:11+09:00
2008-08-25T09:46:25+09:00
asian_hiro
ニューヨーク生活・散歩
遊園地の乗り物のなかで、
いちばん、動きがゆっくりで
いちばん、平凡かもしれないけれど、
晴れた日に遊園地へ行ったら
真っ先に、観覧車に乗りたい。
コニーアイランドにて。
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青空市にて・その2
http://sdays.exblog.jp/9438135/
2008-08-13T11:10:00+09:00
2008-08-13T11:05:17+09:00
2008-08-13T11:04:29+09:00
asian_hiro
ニューヨーク生活・散歩
「ねえねえ、なにを一生懸命選んでるのー?」
「そっちのほうがかわいいよー」
「えー、こっちのほうが大きいよー」
「ん? キャラクターの人形かな?」
でも、わたしはお嬢ちゃんの
輪ゴムをはめたような手首のほうがかわいいと思う…。
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青空市にて・その1
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2008-08-11T10:24:00+09:00
2008-08-11T10:32:11+09:00
2008-08-11T10:24:46+09:00
asian_hiro
ニューヨーク生活・散歩
「ホントに?」
「ほーら、こんなことしても怒らないのよ」
「あ、ホントだ」
「じゃあ、目つぶしだー」
(犬)「……」
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青空市
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2008-06-02T08:58:00+09:00
2008-06-02T11:26:01+09:00
2008-06-02T08:59:04+09:00
asian_hiro
ニューヨーク生活・散歩
今日は日曜日。
フリーマーケットの開催日。
カラフルなキッチン用具とか、
どうやって持って帰るのっていう家具とか、
いろいろな柄の古い布とか、
ハンドメイドのアクセサリー、きれいだなあ。
やっぱり夏はワンピースがいちばん、と洋服屋さんをまわったら、
パンとお菓子で栄養補給。
「こんな暑い日に青空市なんて、まったくオトナも物好きよねー」
「まあ、楽しいからいいんじゃないの!」
ねじ巻きや電気式の目覚まし時計も、
アンティークのカメラも、
ニョロニョロみたいな合唱団も、
どれもみんないい顔で、思わず手が伸びてしまう。
ブルックリンのフリーマーケット。
またひとつ、お気に入りの遊び場を見つけた気分で会場を後にした。
ここは、わたしの「ニューヨーク・とっておきベスト3」に決定!
http://www.brooklynflea.com
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パン屋の窓
http://sdays.exblog.jp/8721532/
2008-04-24T09:32:00+09:00
2008-05-04T07:15:38+09:00
2008-04-24T09:33:05+09:00
asian_hiro
ニューヨーク生活・散歩
窓を通して香りは流れてこないけれど、
それを想像する楽しみはある。
手を伸ばしてパンをつかむことはできないけれど、
きれいに整列したパンの写真は
ここからじゃなければ撮れない。
なんだ、窓の外にいるのもいいものだ。
あせらず、あわてず、
一歩さがって、向こうを見通すゆとりを持とう。
この写真を撮っていたとき、アメリカ人の男性に声をかけられた。
彼は道を歩きながら、わたしに
「オバサン!」と言って、にこやかに笑ったのだ。
えーと、えーと、これはどういう意味なんだろう。
もしかして、「ハーイ」とか「ハロー」と間違えてる?
それとも、本当に「おばさん」の意味を知っている?
歩きながら満面の笑みで手を振る彼を
わたしはぽかんとしたまま見送った。
後を追いかけて、
今のはどういう意味だったのって聞けばよかった…。
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トライベッカ
http://sdays.exblog.jp/8676482/
2008-04-17T09:38:00+09:00
2008-05-04T07:17:37+09:00
2008-04-17T09:38:17+09:00
asian_hiro
ニューヨーク生活・散歩
トライベッカに居心地の良いカフェがあると聞き、
先日の休みにのぞいてみると、
そこは、思いのほかこぢんまりとしていて、
店のすみにテーブル席がいくつか並ぶだけの、
とても小さな空間だった。
窓際のイスに座ったら、
カウンターのなかでコーヒーをいれるマスターと
しっかり目があいそうだったので、
申し訳ないけど、のぞいただけでドアを閉めた。
わたしにとって居心地の良いカフェとは、
適度な広さがあって、
うるさくないくらいのボリュームで音楽が流れていて、
その音楽の一部みたいにひとのしゃべり声が聞こえていて、
天井が高く、窓から光が差し込むところ。
わたしは、知らないひとのなかでひっそりと埋もれるために
カフェへ行くのだと思った。
ひとの波に埋もれながらコーヒーを飲んだあと、
誰もいない道を歩く、このコントラストもいい。
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テレパシー
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2008-04-16T09:46:00+09:00
2008-05-04T07:40:58+09:00
2008-04-16T09:46:55+09:00
asian_hiro
ニューヨーク生活・散歩
マメナシの花の白。
雲ひとつない空の青。
首をぐっと傾けて、涙がにじむまでじっと見る。
まぶたを閉じたら
目に焼き付けたこの光景が、
まるごとあなたに伝わればいいのになあ!
どこか、異次元の世界を通って。
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桃色の花
http://sdays.exblog.jp/8648660/
2008-04-13T06:46:00+09:00
2008-05-04T07:43:21+09:00
2008-04-13T06:46:21+09:00
asian_hiro
ニューヨーク生活・散歩
市場で見かけた、桃色の花。
アーモンドの花は、桜に似ていると聞いていたから
これは、もしかしたらアーモンドかもしれないけれど、
花びらが5枚、色は桃色、時期は4月、
これだけの事実がそろえば、
あなたの見た、日本の桜とだぶらせるのに十分。
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リトルイタリー
http://sdays.exblog.jp/8527033/
2008-03-26T13:04:00+09:00
2008-05-04T07:27:05+09:00
2008-03-26T13:04:12+09:00
asian_hiro
ニューヨーク生活・散歩
「いま」をたのしむ、「いま」でありたい。
たとえば、少しずつまぶしくなる日差しとか。
食後に頼んだコーヒーの渋みとか。
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チューリップ
http://sdays.exblog.jp/8511637/
2008-03-24T09:27:00+09:00
2008-05-04T07:28:06+09:00
2008-03-24T09:20:28+09:00
asian_hiro
ニューヨーク生活・散歩
何枚も、何枚も、
チューリップの写真を撮っていたら
「あなたを見ていたら、わたしも真似して撮りたくなったわ」と
バッグから小さなデジカメを取り出しつつ、
年配の女性がにっこり笑った。
そして、いい刺激をありがとう、と
彼女がわたしに差し出したのは
紫のバラの水彩画が描かれたカード。
え、と驚き、お礼を言うひまもなく
彼女は颯爽と去って行った。
まだ、風に冷たさがかすかに混じる
春のはじめの、午後のできごと。
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チューリップ
http://sdays.exblog.jp/8455103/
2008-03-16T09:15:00+09:00
2008-05-04T07:31:45+09:00
2008-03-16T09:15:52+09:00
asian_hiro
ニューヨーク生活・散歩
これ以上、ありえないほど潔くてシンプルだから
これ以外、思いつかないほどこの花が好き。
過去記事
「チューリップ」 http://sdays.exblog.jp/5803420
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ジャクソンハイツにて
http://sdays.exblog.jp/8406113/
2008-03-09T10:37:00+09:00
2008-03-09T10:39:15+09:00
2008-03-09T10:37:46+09:00
asian_hiro
ニューヨーク生活・散歩
道端に置いた傘が風で向こうに吹き飛んで、
ダウンコートのフードがあたまからずり落ちる。
台風みたいな大雨のなか、
町のパン屋のショーウィンドウに向かい、
中腰になってカメラを向けるのなんて、
きっと、世界にわたしだけだろうと笑ってしまう。
それでも、姿勢はくずさない。
水槽みたいなネオンが光る、パン屋の前。
店から出て来たメキシカンの子どもたちが
買ったばかりのパンにかじりつく。
ドアが開いた瞬間、陽気なラテン音楽が店から漏れた。
この重くたれ込める空に、なんて不似合いなんだろうと思いながら
それでも、カメラを構え続ける。
ひと雨ごとに、この街も春に近づいているようだ。
だから、なんてことのないパンだとしても、
この雨と一緒に写真を撮りたくなったのだろう。
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高架下
http://sdays.exblog.jp/8379320/
2008-03-05T11:50:00+09:00
2008-05-04T07:42:21+09:00
2008-03-05T11:43:36+09:00
asian_hiro
ニューヨーク生活・散歩
高架下は、野菜とくだもののパラダイスだった。
真っ赤ないちごを選ぶひとの隙間で
必死にカメラを構えつつ、
ああ、この景色は旅の途中で見たような、と
奇妙な感覚に襲われた。
この世界は、狭すぎる。
だからいま、そこへ辿り着けないことが
余計、こころに辛すぎる。
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