この世界には、絶対、サンタクロースがいる!
ZOPFのヨーグルトライ。
世界でいちばん、大好きなパン。
送り主の名前を見た瞬間、思わず大声を上げてしまった。
だって、そこにはなつかしい人の名前があったから。
まさか、こんなところで見かけるとは思わなかった。
ようこそ、ようこそ! こんなにはるばる遠くまで。
ZOPFのシュトレン。
今年はフェーブ入り! なにが出てくるか、今からたのしみ。
ずしりと重い包みを開け、すぐさまカメラを用意した。
ああ、そうだ。
わたしはこのお店のパンの写真が
撮りたくて、撮りたくて、撮りたくて、
本当に仕方なかったんだ。
「ZOPFのおうちパン テーブルロール」。
この本を見ていたら、わたしにもZOPFのパンが焼ける気がした。
(気のせいかもしれないけれど…)
日本にいたときは、このお店のパンの写真を
1日数百枚も撮ったことがあったっけ。
ファインダーをのぞきこむと、徐々に記憶が戻ってきた。
そうそう、この香り。このながめ。
思わずなみだが出そうになる。
雪の朝、とてもステキなプレゼントが届いた。
わたしにとって、なによりうれしい贈りもの。
サンタさんは、
わたしが欲しいものをちゃんとわかっていてくれたんだなあ。
世界中のすべてのコトバで、ありがとう!