まさか、日本で会えるとは思わなかった。
数年前のニューヨーク。
帰国する日の朝ごはんに、ユースホステルのキッチンで、薄いインスタントコーヒーとともにこのブラウニーを食べた。
1コ300gもある、ハイパーカロリーの危険物。
それでも、この容赦ない甘さこそがニューヨークなんだろうと、旅の終わりに実感した。
「甘いものが甘くて、なぜ悪い!」って、手加減しないからこそ気持ちいい。
また、きっと帰ってくるねと言いながら、丸ごと1コ食べきった。
…たぶん、カツ丼2杯分のエネルギー。
チェルシー地区にある、Murray's Bagelのブラウニー。
運び屋を引き受けてくれたお友達、ありがとう。