アジアとアジアの飯をこよなく愛するライターの、「旅」と「パン」と「おいしいもの」があれば幸せな毎日の記録です。
by asian_hiro
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サイババの住む町より
今、インド時間2:09pm。
今日の午前10時過ぎ、サイババの住むアシュラムにほど近い駅に到着した。

デリーを出発したおとといは、「デリー→バンガロールまで41時間」と頭にはあったものの、時刻表を見ていたらバンガロール到着が午後2時となっていたので、「あ、なんだ、1泊で着いちゃうんだ」とうっかり勘違いしてしまった。
夜9時過ぎ、いつもの狭苦しい寝台車でごろりと寝そべり、落ちてきそうな扇風機を眺めていたときになってようやく「これはもしかして車中2泊なんじゃないか?」と気がついた。
あわててバッグから時刻表を取り出して見てみたら、案の定それは車中2泊の行程だった。
暑くて息苦しいほど混雑した電車に揺られ、埃まみれになりながら3泊した経験もあるし、今回もまったく余裕だと思っていたんだけど。
2つの3人席が向かい合う同じボックスに乗り合わせたのはインド人のデブガキ6人。
それが3人席でぎゅうぎゅうに座っていて、見ているだけで暑苦しい上、しょっちゅうプロレスまがいのことをやったり、たえずペプシだのチョコレートだのデブの素を飲食している。
私の足を蹴っ飛ばすわリュックは踏むわで、「お前ら、いい加減にしろ!」と日本語で小さく怒鳴ったりもしたけどまったく効き目なし。
おまけに、私の隣に座った南アフリカ人の男性は、いきなり聖書を取り出して熱く語りだすわ、夜中にベッドの掃除を始めるわで、こっちも大迷惑。
バンガロール手前にあるアシュラムの最寄り駅で降りればいいんだと気がついたときは、少しでも早くこの電車からおさらばできるのがうれしかった!

なにはともあれ、今はアシュラムから歩いて1分のところにあるネット屋でこれを書いている。
このプッタパルティという町は、建物がみんなディズニーランドの「It's a small world」みたいな感じで、ピンクと水色が多く使われている。
マンションのような建物がボコボコと建っているアシュラムの中には南インド料理の食堂から西洋料理の食堂までそろっていて、そのほか郵便局や銀行、エアラインのオフィスまである。
旅行者もインド人もそこに泊まることができ、私が案内されたのは1泊25ルピー(約65円)のドミトリー。
ベッドの上にマットレスがあるだけでシーツがなかったのでさっき慌てて店で買ってきたんだけど、室内は結構きれいで日当たりもいい。
しかも食堂の料理も結構おいしい。
今日は一番近かった西洋料理の食堂へ行ってみたら、リゾット(のようなもの)やポテトのオーブン焼き(のようなもの)やチョコレートババロア(のようなもの)、ZOPFのヨーグルトライ(のようなもの)までいろんな種類の料理が並んでいた。
学食のように好きな料理の前に並び、最後にお金を払う仕組みで、のぞいた南インド食堂では1食6ルピー(約15円)でカレーとライスが食べ放題だった。
明日はこっちにしてみよう。

南に下って空の色が突き抜けるほど青くなり、雲の色も絵の具で塗ったように白くなった。
「サイババの町」ということをのぞいてみても、このプッタパルティはどこかシャンティな空気が漂い、現世離れしたような感じがして楽しいかも。
明日は朝5時起きでなにやら会合(?)があるらしいけど、それが終わったら町を歩いてみようと思う。

そうそう!
プッタパルティでベーグルも発見。
明日の朝ごはんに食べてみよう。
by asian_hiro | 2005-07-19 17:58 | インド・リアルタイム
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