アジアとアジアの飯をこよなく愛するライターの、「旅」と「パン」と「おいしいもの」があれば幸せな毎日の記録です。
by asian_hiro
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あお
午後4時、隅田川とあおい空。
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世界中の、あおを集めたようなみごとな色。
空は川に、
川は空に、
たがいに溶け合い、まざりあう。
わたしは、その境目に立ちながら、
目のなかに、あおい色を焼き付けた。
by asian_hiro | 2012-07-31 22:02 | 日々のこと | Comments(2)
インド・アフター・インド
おしらせです。
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インドの本を書きました。
写真半分、文章半分の、エッセイ風旅行記のような感じ。
この本を通して、インドの空気を感じてもらえたらうれしいです。

「インド・アフター・インド」
花伝社

現在、amazonや書店で発売中。
→amazonのページ http://goo.gl/8mJxB


<インド・アフター・インドを書いて思うこと>
はじめてバッグパックを背負って旅をしたのは、1997年のことだった。
行き先はインドで、2週間。
バッグパックは新品のL.L.Bean、
深い緑色のもので、容量は40リットルだった。

その2年後、約半年に及ぶ旅に出た。
タイからはじまり、インド、ネパール、ヨルダン、エジプト、
それからタイへ帰ってくるというもので、
まだ、長旅に慣れていなかったため、
あれもこれもバッグパックに詰め込んだら
みっともないくらいパンパンになってしまい、
スタート地点のバンコクのカオサンロードで、
L.L.Beanのバッグパックを売り、60リットルのLowe alpineを買った。
黒地に赤で模様が入っている。
もちろん、バッタものだ。

まだ、デジカメなどなかった時代だ。
バッグパックの1/3はフィルムが占めた。
帰国する頃にはあちこちで購入した洋服や布、
本、食べ物類などが加わり、
最後は20キロ近い重さになった。

そのあとも、このLowe alpineを背負って旅に出た。
いちばん重かったのは
インドのリシケシでヒンディ語を習っていたとき。
辞書だの、テキストだの、何冊も買ったので
リシケシを出て次の町へ移動するとき、
バッグパックは、30キロの重さになっていた。
それを背負い、30分や1時間、宿探しで町を歩くこともあったのだから
ちょうど、旅をしながら筋トレをしているようなものだった。

しかし、重い荷物は旅の歩みを遅くする。
バッグパックが大きいから荷物も多くなるのだと、
あるとき、ベトナムのホーチミンで
わたしは60リットルのLowe alpineを売り、
その代わり、再び40リットルサイズのバッグパックを買った。
メーカーは、引き続きLowe alpine。
なんでもよかったのだけど、くすんだ水色がいいなと思ったのだ。
しかし、タイのノンカイで強盗にあったとき、
このバッグパックをナイフでざっくり切られてしまったので、
日本に帰ってから、またバッグパックを新調した。
今度は45リットルのMILLET。
グレーに水色の模様が入ったもので、とても背負いやすく、
今でも、それを愛用している。

旅の友、バッグパックはこうして何代も入れ替わった。
わたしはその間、20回近くインドへ通い、
合計で3年くらいの月日を向こうで過ごした。
はじめてインドへ出かけたのは
沢木耕太郎の「深夜特急」に影響されて旅へ出る人や、
猿岩石をまねて日本を飛び出してきた若者が多く、
「自分さがし」というコトバが流行していた頃だった。
別に、わたしは自分をさがすために旅をしていたわけじゃないし、
ただ、「行ってみたかったから」「おもしろそうだったから」
そんな理由で、旅を続けていたのだけど、

はたして、わたしは旅でいったい何を見つけたのか?

日本にいるときも、旅をしているときも、
時折、そんな疑問がわたしの心の表層に浮かんでは消えた。

これまで、旅について3冊の本を書いた。
2冊目は、レシピとエッセイという異色のスタイルなので
とりあえず置いておくことにして、
純粋に旅を見つめたのは
「スロウなアジア」と「ぎゅぎゅっとインド」の2冊になる。
「旅のことを本にしたらいい。あなたが書く文章を読みたい」、
ある人の、そのひと言がきっかけになって
2003年夏、「スロウなアジア」の出版にこぎつけた。
「ぎゅぎゅっとインド」を書いたのは2006年春だ。
書くことが楽しくて楽しくて仕方なく、
一気に書き上げた「スロウなアジア」、
旅の“光”も、裏にある“影”も、
どちらも書きたかった「ぎゅぎゅっとインド」。
正直なところ、旅の話はこの2冊だけでおしまいにして、
もう、本を書くつもりはまったくなかった。
でも、今回、縁あって本を書くことになり、
ときどき、吐きそうになりながら机にしがみついて文章を書き、
目が痛くなるほど、過去の日記やアルバムを洗いざらいあさって、
ようやく、この「インド・アフター・インド」が仕上がった。

ピカピカのバッグパックを背負い、
勇んでインドへ出かけた15年前のわたし。
あの新人バッグパッカーが、時を重ねてどんな人間になったのか。
特におもしろくもないが、つまらくもない、
おおむね、淡々と過ぎていく日本での日常と、
はちゃめちゃで、突拍子も無く、
時々、こころを激しく揺さぶられるようなインドでの日常が、
この15年間、溶け合い、せめぎあい、許し合い、ときに戦い、
“わたし”という人間を作ってきたのだと
この本を書く過程で、いやというほど思い知った。
この本は、“わたし”という人間が今、ここに生きているという
存在証明であり、
存在理由であり、
過去の軌跡であり、
そして、未来をほのかに照らす道標でもある。
そう考えると、わたしの旅についての本は全三部作、
これで、ようやく完結したみたいだ。

2012年7月、「インド・アフター・インド」刊行。
by asian_hiro | 2012-07-28 20:18 | 私の本 | Comments(12)
暗示
後悔するのは、もう、ほんとうに嫌なので。
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昨日、取材である神社へ行ったとき、
靴を脱いで、本殿に上がった瞬間、
右足の人差し指につけていたリングが切れた。
刃物でまっぷたつにしたように、見事な断面だった。

あるはずのものが、ないという不安定感。
それは、去年の5月にインドのダラムサラで買って以来、
片時も離さずつけていたリングだったので、
すかすかになってしまった人差し指がなんだかとても落ち着かなくて、
今日、早速新しいトゥリングを買ってきた。
同じデザインだけど、
たぶん、これまでのものより2mmくらい太いのだろう。
その太さに慣れず、
「そこにあるのに、ないような違和感のなさ」にはまだ遠い。

リングを買った帰り、本屋に寄った。
棚をぶらぶらと見渡していると、ある小説に目が留まった。
それは、わたしの知人が仮名で執筆しているもので、
わたしは、彼が小説を書いていることを知っていたけれど、
それを読むということについては
なぜかいままで思い至らなかったのだ。
しかし、目に留まった今となってはどうしても読んでみたくなり、
その小説を手に取り、計6冊、購入した。
そして、ついさきほどからそれを読み始めている。
真面目な顔、笑っている顔、考え込んでいる顔、
彼のいろいろな表情が、あたまのなかに浮かんでは消える。

最近、立て続けに不思議な夢を見る。
亡くなった父と祖母が夢に出てきて、
眠っているわたしを起こし、あることについて注意を促すのだ。
見落としちゃいけないよ、
気づかなくちゃいけないよ、
夢に出てくる父も祖母もとても若く、
恐らく、わたしが小学生くらいのときの、彼らの姿じゃないかと思う。
もうそろそろだよ、
見逃しちゃいけないよ、
彼らは、目に深い色をたたえて言葉少なにそう語る。
わたし自身、
あとで悔やむのは、もう、ほんとうに嫌なので、
彼らのその忠告を、静かに受け止めようと思っている。

そうと決まったら、まずは家を探すところからはじめないとね。
今度も眺望のひらけた部屋がいいなあと思う。

写真は、ある喫茶店のナポリタン。
甘く、やさしく、まろやかでなつかしい。
by asian_hiro | 2012-07-26 19:42 | 日々のこと | Comments(6)
いつも、少しだけ遅れる。
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「のどが乾く前に飲む」は、夏の常識。
きっと、こころも同じことなんだよね、
だけど、いつだって
カラカラに乾いてから、気づくんだよなあ。
by asian_hiro | 2012-07-25 19:34 | 日々のこと | Comments(2)
朝の時間
インドのなかでの、わたしの定位置。
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このゲストハウスの、このテラスの、この位置で、
このMacに向かい合う時間が好きだった。
朝のヨガを終えて、次のクラスが始まるまでのわずかな時間、
ここへ戻って、気持ちいい風に吹かれながら
お湯を湧かして、コーヒーをいれた。
バナナか、グアバか、りんごを食べながらMacに向かいつつ、
音楽を聴いたり、メールを書いたり、
調べ物をしたり、ときどきブログをアップしたりした。
メールが届くと、時間をかけてゆっくり読み、
無機質な画面のなかの、
あったかいことばにたくさんの力をもらって
「よし」と、再びヨガのクラスへ出かけていく、
そんな時間が、ほんとうに好きだったな。
by asian_hiro | 2012-07-24 21:39 | インド旅行記 | Comments(0)
聴き役
ちょっとだけ、いつもの役を休んでみた。
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いつも思っていたことだけど、
わたしはひとと話をするとき、問いを投げかけるばかりで
問いを投げかけられることがあまりなく、
ひとの話を聴くばかりで、
自分の話をすることがほとんどない。
別に、話をしたくないわけではなく、
もしかしたら、問いを投げかけられないように
無意識のうち、
自分でバリアを張ってしまっているのかもしれないけれど
なぜか、聴き役にまわってしまうのがほとんどで、
だから、はじめて会ったひとに
いくつか質問をされ、話を聞いてもらったときに
なんだかとても新鮮で、ドキドキして、
ちょっとだけうれしい気持ちになった。
そんな、週末の一日。
by asian_hiro | 2012-07-22 20:23 | 日々のこと | Comments(4)
chanting
May I abide in well-being,
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in freedom from affliction,
in freedom from hostility,
in freedom from ill-will,
in freedom from anxiety,
and may I maintain well-being in myself.

もうそろそろ、自分を解放してもいいころだと思った。
ずいぶん一生懸命がんばった、
何度、くじけそうになってもあきらめなかった、
でも、もうそろそろ自分を自由にしてもいいころだ。
by asian_hiro | 2012-07-18 21:33 | 日々のこと | Comments(4)
たしかめる
信じるな、疑うな、たしかめよ。
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ひとまず、こころのなかで
知らず知らずのうちに作り上げてしまったストーリーを
すべて、手放すことから始めようと思う。
いつでも窓をオープンにしていれば、
たしかめる手段なんて、たぶん、いくらだってある。
by asian_hiro | 2012-07-17 22:28 | 日々のこと | Comments(8)
ファーマーズマーケット
わくわく80%、せつなさ20%。
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毎週末、出かけている青山のファーマーズマーケット。
ここへ来るたび、気分がわくわくして、ワーッて盛り上がって、
あ、おいしそうって買い物して、
それから、ちょっとだけせつなくなるのは、
この雰囲気が、ニューヨークのマーケットに似ているからだ。
ニューヨークに住んでいたときも、毎週末通っていた。
大きな一眼レフを持って、リュックを背負って。
by asian_hiro | 2012-07-15 19:09 | 日々のこと | Comments(6)
アイピロー
大切に、守るように。
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80分のヨガのあと、シャバアサナのときに
アイピローを目の上にのせた。
ひんやり冷たい布地から、サンダルの香りが漂ってくる。
アイピローの心地いい重さが目の玉を
頭蓋骨の奥へ、奥へと落としていく。
誰かの手のひらに、そっと両方のまぶたをおろされ、
「もう、なにも心配しなくていいんだよ、
目を閉じていればいいんだよ」って
そんなことを、言われているような感じがする。
その瞬間、
「ひとから大切にされることはね、
自分を大切にすることでもあるんだよ」って、
突然、そんな台詞を思い出した。

写真は、インドのサラダ第2弾。
フェタチーズ、キュウリ、ブラックオリーブ、トマト、レタスを
たっぷりのオリーブオイルであえたもの。
これは高かった!(カレー3回分くらい)
でも、おいしかった!

過去記事 アイピロー
by asian_hiro | 2012-07-12 21:25 | 日々のこと | Comments(2)