アジアとアジアの飯をこよなく愛するライターの、「旅」と「パン」と「おいしいもの」があれば幸せな毎日の記録です。
by asian_hiro
カテゴリ
以前の記事
2016年 10月
2016年 06月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
<   2012年 04月 ( 12 )   > この月の画像一覧
インドへ
それは、失ってから気づくべきものではなかった。
c0001023_20513231.jpg

インドでの行き先がなかなか決まらず、
どうしようかなと、ずっと思っていたのだけど、
いろいろな偶然が重なって、一瞬で予定が決まった。
世のなかには、ときどき、こんなことがある。



このところのわたしは、
夜早く寝て、朝5時前に起きて原稿を書き、
毎日、相変わらずヨガに出かけ、
駅前の花屋でときどきチューリップを買い、
そして、ずっと同じ音楽を聴いている。
部屋を暗くし、ソファに横たわってそのうたを聴いていると
いろんな意味で、もう、どうでもよくなってくるのだ。
投げやりな気分ではない。
ホント、どうでもいい、なんでもいい、anything is possible.



だけど、そのことだけは
失ってから気づくべきではなかった。
数年経ってからようやく気づくなんて、
まあ、予想していたことではあったのだけど。



「自分で選んだ道だから」
それが、いったいなんの理由になるだろう。
「つらいのは、自分だけじゃない」
だからといって、何が救われるわけでもない。
わたしは、「癒し」というコトバが苦手だ。
だけど、いちばん癒されたいと思っていたのは
なにを隠そう、自分自身だったみたいだ。



ここ数日、考えていたことの書き綴り。
でも、いちばん書きたかったことは過去のブログのなかにあった。

人生のなかで
「これじゃなくちゃだめと思うものは少ないほうがいい」と
常日頃言いつつ、
さて、わたしにとって「これじゃなくちゃだめ」と思うものなんて、
そもそも身の回りにあるのだろうかと考えてみたところ、
あまりピンとくるものがなかった。
結局のところなにかの代わりは必ずあって、
もちろんはじめのうちは「代役」であって
完全に補うものではないけれど、
たぶん時が経つにつれて
「失ったもの」を思い出す瞬間というのは徐々に少なくなり、
笑っていてもふっと顔がこわばるようなこともなくなって、
その「失ったもの」は
やがて「思い出」になったり、「記憶」になったり、
またはきれいに風化して
「あれ、この感覚、たしかに昔どこかで」というような、
ある意味、デジャブ体験の根源になったりするのだと思う。
そうか、わたしはどこへ流れ着いても「わたし」なんだよな、
これじゃなくちゃだめと思えるものは、
結局のところ「わたし自身」しかないんだよなと思いながら、
昨日から何度も何度も繰り返し聴いている音楽に合わせて
なにげなくハモってみたら、
その音楽が以前よりもっともっと血の気の通ったものになった。
ああ、まさにいま、「これじゃなくちゃだめ」と思えるものは
わたしにとってこの音楽なのだ、
「これじゃなくちゃだめ」と思うものは、
なにもずっと継続して思い続けるものだけを指すのではなく、
少なくとも、いま、この瞬間にそう思えればいいのだと、
そんな単純なルールに気付いたら、
なんだか、
人生はかけがえのないもので満ちあふれているような気がしてきた、
というよりもむしろ、
かけがえのないものしかこの世には存在しないのだという感じがした。
人生は一瞬の連続なのだ、
だからこそ一瞬の出来事に、
まるで天地がひっくりかえったみたいに一喜一憂するわたしたちは、
なんて未熟で愚かでものすごく愛しい存在なのだろうと思う。



さて、そろそろインド。
たった数日間だけど、
再び、この空間でみんなと一緒にヨガができることを、
とてもしあわせだと思う。
いまは、手のなかにそれだけがあれば充分。



もう少ししたら、行ってきます。
しばらくのあいだ、さようなら。
良い日々を。
by asian_hiro | 2012-04-22 20:57 | 日々のこと | Comments(6)
和音
音楽は止んだ。
でも、響きはまだ残っている。
c0001023_15553237.jpg

和音で進行していく音楽が、とても好きだ。
楽譜にあらわしたら、たぶん四分音符か二分音符、
すべての楽器が、せーので動くように
一斉に、次の音符へ進んでいく。
なかには、不協和音が響く瞬間もあるけれど、
数秒のちには、澄んだ和音で解決される。

わたしはただ、
シャープやフラットの変化記号が波に乗ってやってくるのを、
ここで、待っていればいいのだ。
そうすれば今、耳に響いている不協和音も
やがては落ち着くべきところへ、おのずと帰結するのだろう。

不協和音 http://sdays.exblog.jp/15821414/
by asian_hiro | 2012-04-19 15:52 | 日々のこと | Comments(2)
回転
たぶん、いちばんいいかたちで。
c0001023_21165566.jpg

自分をコントロールしようとするほうが
間違っている。
いったん、すべての制御を手放せば、
心もからだも、いちばんいいかたちで
クルクルと、回転をはじめるのだ。
by asian_hiro | 2012-04-16 21:18 | 日々のこと | Comments(0)
リンク
せめて、眠りを。
c0001023_752299.jpg

朝5時に起き、原稿を書く。
寝起きはとてもいいので、
顔を洗い、髪の毛を結わいたら
すぐ、パソコンに向かうことができる。
でも、あたまはまだ夢の続きをさまよっていたみたいで
まだ、ここに戻っていない。
夜、寝る前に考えていたことと
夜中、夢のなかで見る世界が
リンクしないようにするには、
いったい、どうすればいいのだろうと
最近、そんなことを考えてばかりいる。
ここしばらくは、長い長い連続した一日みたいだ。

今日は打ち合わせのあと、少し面倒な作業もある。
その準備もしなければならないのだけど、
とりあえず、しばしの現実逃避でこの文章を書いている。

せめて、眠りを。
無理なら、時間を。
こうしてまた、今日も始める。
まずは、コーヒーでも淹れようか。


写真は、9月にインドへ飛んだとき、
飛行機を乗り換えるために立ち寄った広州で撮ったもの。
豚、鳥、魚、いろいろな生き物のにおいがした。
by asian_hiro | 2012-04-16 07:10 | 日々のこと | Comments(0)
ガンジス川
いま、必要なことばが。
c0001023_2022262.jpg

あの本の、あのひとことが
いま、とても必要なのに、
その本が、なんという題名で、
そこに、どのようなことばが書かれていたのか、
正確に思い出すことができない。

ガンジス川のなまぬるい水に飲まれ、
プカプカと流されたら
そのことばが
わたしの手に、帰ってくるだろうか。

インドまで、あと少し。
毎日笑っていれば、すぐだ。
by asian_hiro | 2012-04-15 20:04 | 日々のこと | Comments(4)
記憶
旅から帰って、春の雨。
c0001023_20585858.jpg

記憶の底に眠るものは、
いつでもやさしく、わたしを包む。
それは、ことばだったり、食べものだったり、
景色だったり、空気や風やにおいだったり。
そんなことを実感した5日間だった。

わたしには、守りたいものがあり、
書きたいものがあり、
好きなモノやコトがあり、
好きなひとがいて、
そうしたものと、いつでもいっしょに
毎日を、丁寧に過ごしたい。
by asian_hiro | 2012-04-14 20:59 | | Comments(0)
今日、ここから、春の一歩。
c0001023_19442199.jpg

午前中に2本、ヨガを受けた。
インドでは、連続してクラスを受けることもあるけれど
日本では、どんなにジェントルなヨガでも
続けて参加することは、これまでなかった。
でも、今日はなんだかもっとからだをほぐしたい気分だったのだ。
わたしにも、ようやく春が来たということなのだろう。

ここ数年、春先になるとインドへ飛ぶということが続いている。
たいてい冬にバイオリズムがぐんと下がり、
その終わりが見えかけたころに、ちょうどインドが待っているのだ。
別に、1月や2月にインドへ出かけたっていいのだけれど、
無意識のうちに、春を待ってインドへ飛ぶことを選んでいる。
ぐっと背伸びをするみたいに、インドへ向かってジャンプする。

桜を見ながら、緑道を歩いた。
池尻大橋に出たところで右に折れ、今度は目黒川沿いを歩いた。
ものすごい人出で、通りには出店もたくさん並んでいる。
ひとの波があまりにも激しかったので、
桜の並木は名残惜しかったけれど、
いっしょに歩いていた友達と、「もう…いいか」と話し合い、
そのまま、恵比寿へ抜ける道へ曲がった。
c0001023_1949485.jpg

川へ張り出した桜の木は、たしかにとても美しかったのだ。
でも、想像以上に花見の客が多過ぎた。
せっかく平日も週末もないしごとをしているのだから、
これは、ほかの日に来るべきだったかもしれない。
しかし、あしたからしばらく外出だから、
おそらく今日で、東京の桜は見おさめだ。
c0001023_19531837.jpg

恵比寿の猿田彦コーヒーで、一息いれた。
わたしは、グアテマラのブレンドを。
友達は、ハートマークがかわいい蜂蜜ラテを。
ひとくち飲ませてもらったら、まろやかな甘みが心地良く、
次に来たらきっとこれを飲もうと、心に決めた。

明治通りの桜並木を少し眺めてからUターンして、渋谷へ。
ここ数日、いろいろな考えごとが
頭のなかを行ったり来たりしているけれど
しばらくのあいだ、それらをみんな東京に置き去りにして、
あしたは早朝、旅立つのだ。
実際は置き去りにできないことなどわかっているけれど、
桜にも、青空にも、ひとをうつむかせないちからがある。
今日の花見に後押しされるようにして、
わたしもそろそろ、春の一歩を踏み出そうと思う。
by asian_hiro | 2012-04-08 20:07 | 日々のこと | Comments(4)
思い出す
always give.
c0001023_1853848.jpg

ヨガで木のポーズをしていたとき、
インドでいつも教わる先生のことばを、ふっと思い出した。


木は、いつでもゆたかな恵みを人々に与え続けている。
与え続けながら、たえず上へ上へと伸びている。
空へ向かって一心に伸びながら、
根っこを大地の奥深くまで張り巡らせている。


与えられることに期待せず、与えることに満足もしない。
そんな大事なこと、いままでポッカリ忘れていたみたいだ。
by asian_hiro | 2012-04-06 19:46 | 日々のこと | Comments(0)
月と桜
新月の願いが実る、満月の夜。
c0001023_19523050.jpg

オフィスを出て地下鉄を乗り継ぎ、次の打ち合わせ場所へ向かった。
最寄り駅から坂道をのぼっていると、
視界に滑り込んできたのは
白い月、そして、桜。
そういえば、今週の土曜日は満月だ。
どこかへ、満開の桜とまん丸のお月さんを見に行こうかな。
by asian_hiro | 2012-04-04 19:59 | 日々のこと | Comments(2)
音楽
やっぱり、帰りたい。
c0001023_17531132.jpg

夜中に二度、眠れずに目を覚まし、
インドの旅が近いことに、本当に感謝した。
叶うなら、いますぐにでも飛んでしまいたいのだけど
さすがにそういうわけにもいかないので、
あといくつか、仕事をきれいに片付けたら
飛行機でブンッと、ひとっ飛びして来る。

インドのダラムサラの山奥に、一軒、好きな茶屋がある。
いつだってお客はわたしだけ、谷底に面した半屋外の店では
朝から夕方まで、いい音楽が流れている。
去年4月に訪れたとき、なんとも心にしっくり来る音楽が流れていたので
これはなんていう曲だろうと店番のおじさんに尋ねたら
自分も知らないのだと言った。
プレイヤーを止め、CDを見せてくれたけれど、
それはインドにありがちなバッタもの。
そこに書かれていた名前らしきものをヒントに
町のCD屋で探してみたものの
残念ながら、見つからなかった。

できるなら、また、あの音楽をあの席で聴きたい。
聴きながら、空が茜色に染まる夕暮れを待ちたい。
テーブルの上には、ぬるくなったミントティーと日記帳。
あの時間を味わうために、いま、心底インドの山へ帰りたい。
by asian_hiro | 2012-04-03 18:04 | インド旅行記 | Comments(2)