アジアとアジアの飯をこよなく愛するライターの、「旅」と「パン」と「おいしいもの」があれば幸せな毎日の記録です。
by asian_hiro
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チャイ
おしまいに、好きなものを。
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3拍子の音楽、
伴奏にはアコーディオン、
心地いい歌声を聴きながら
ひさしぶりにチャイをいれた。
この夜の、この1杯、
手に伝わるぬくもりが
まだ、おぼろげに残るうち
枕元には
世界で一番好きなラベンダーの香り、
歌うリズムで、一日を終える。
by asian_hiro | 2011-01-28 22:43 | 日々のこと
へやごもり
すべて、フユのヨのユメ。
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まよなか、しょうがのシロップをつくりつつ
げんかんには、ボケのはな。
せけんは、これからハルへむかうというのに
わたしだけ、フユごもりのつづきをする。
さいきんの、とうきょうタワーは
12じをすぎても、なぜか、てんとうしたままで、
「3、2、1、ゼロ!」と、
ライトがきえるしゅんかんを
ヒビヤこうえんでみまもった、10年前のおもいでが
とてもなつかしく、こころにうかぶ。
このよでいちばんかなしいのは
おわりがくることではなく
おわりがないこと、
だけどそんなこと、いってもいられないので
あとしばらく、フユごもりのつづきをしたら
この、おんどもしつどもなんにもない
むおんのへやからでていかないとね、とかんがえる、
すべてフユのヨのユメ、このままつゆときえればいいのに。
by asian_hiro | 2011-01-27 23:28 | 日々のこと
不協和音
それは、まるで天上から降り注ぐ音楽。
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マクロードガンジからロウワーダラムサラへ山道を下る途中、
左手に、一軒の小さな食堂がありました。
ドアが開け放たれていたのでなかを覗いてみると、
山側に張り出した小さなテラスで
男性が、熱心にキャベツを千切りしていました。
向かって右側には広々としたキッチンがあり、
いま、そこは誰も使っていません。
開店前なので、店内にもお客はいません。
でも、その彼はわざわざテラスに机を出して、
たったひとりで大量のキャベツを千切りしていました。
チョウメンを炒めるときに加えるのでしょうか、
出来あがった料理からは、太陽の香りが立ち上りそうです。
わたしは、「お邪魔します」といって店内に入り、
彼の写真を撮りました。

人は、心地いいと感じる場所をいつでもちゃんと知っている。
人間には、そんなちからが本能的に備わっているのでしょう。
ときに、その場所を見失うことがあっても、
遅かれ早かれ、いつかはそこへ辿り着くのだと思います。

昨日から、ふと思い出したようにある音楽を聴いています。
ストラヴィンスキーが作曲したバレエ音楽を
ピアノのソロ演奏用にアレンジしたその曲は、
リズムを取るのが困難なくらい、変拍子と転調のオンパレード。
でも、そのなかにも拍子がぴたりと落ち着いて、
すべての音が止み、つかの間の静寂が訪れる瞬間があります。
そして、次の音を待つ心地良い緊張の空白は
互いに主張し合う不協和音を絶妙な地点で解決する、
“幸福の和音”へと導かれていくのです。
そこには、不安も恐れも、闇雲な期待もありません。
ただ、凪いだ海のような静けさがあるだけです。

ひとの一生も、きっと音楽と同じなのだと思います。
どれだけ長い間、変拍子と転調が続いたとしても、
やがては、すべてをきれいに解決する和音が待ち受けているはずです。
全編通して不安定さを演出する音楽や人生というものは存在せず、
たとえ、どんなに激しい転調が立て続けに起ころうとも
それらはおしなべて来たるべき解決へ向けた伏線であり、
その不安定な不協和音がするりとほどけ、
あらゆる要素が然るべき位置へ忽ちのうちに収まる瞬間を味わうために
音楽も人生も、存在しているのだと思います。

自分にとって心地いいと思える場所を見失ってしまったときは、
ただ、じっと横になって
不協和音の不安定な音の重なりに耳を澄ませていればいいのでしょう。
たったひとつの音符が半音上がったり下がったりするだけで
和音が美しく解決することもあるのですから、
わたしたちは、ただ、
シャープやフラットなどの変化記号が波に乗ってやってくるのを
待っていればいいのです。
その瞬間の和音は、まるで天上から降り注ぐ音楽。
わたし自身、これまでの人生を思い出せば、
そんな音楽を感じたことも少なからずあったような気がします。

わたしが心地いいと思える場所、
すなわち、わたしの不協和音が静かに解決を迎える場所が
この世のどこにあるのか、ないのか、
あるいは、この世を終えたところにあるのか、そこにもないのか、
それはわたしにもわかりません。
その不協和音が解決したとき、
トランペットの華々しいファンファーレが鳴り響く大団円となるのか、
または、全身の神経を集中させなければ聞き逃してしまいそうな
ピアニッシモでささやかに終着するのか、
それも、わたしにはわかりません。
ただ今は、最終小節の終止線がどんな形で引かれようとも、
もう少しだけ耳に届く不協和音に身を預けてみようと思います。
特に、あらゆるものが寝静まり、
暗闇さえじっと息を潜めるようなこんな夜には。
by asian_hiro | 2011-01-26 03:13 | 日々のこと
last
for me to be
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no word
no book
no music
no reason

ニューデリー、ジャマーマスジッドからの眺め。
いままで目にした景色のなかで、
わたしはこれが一番好きだ。

More
by asian_hiro | 2011-01-23 20:45 | 日々のこと
beyond
モスクの日だまりでひとが物思う姿に見入る。
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そのことばは、届くのですか。
その想いは、届くのですか。
「届く」と「叶う」は別のこと。
だけど、気づいてしまったのだもの、
このまま封印しておくことは、できない。

More
by asian_hiro | 2011-01-15 22:35 | 日々のこと
リシケシ
Nobody there, but I came back.
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今回、7年ぶりにリシケシの町を訪れることができたのは、
わたしにとって、とても大きな一歩だった。
あらゆることが
ここへ向かってお膳立てされていたような感じがする。
たとえ、行き止まりと迂回の連続だったとしても。

世の中で起こることは、すべて良いことである。
わたしはそれを、手放しで信じようと思う。

過去記事 「豆」
by asian_hiro | 2011-01-14 11:32 | インド旅行記 | Comments(8)
無くしもの
それの在処を思うよりも。
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旅の間にどうやらマクロレンズのキャップを無くしたらしく、
どこを探しても見つからない。
バッグパックをひっくり返しても出て来ない。
とりあえず、レンズに小さな布を被せて
埃がつかないようにしたけれど、
あるべきものがここにないという現実は
時折、大きな渦となって
わたしの足を一息にすくおうとする。
だけど、たとえなにかを無くしても、
わたしはそれを無くしたままで
日々のことを淡々とこなしていかなければならないのだということに
そろそろ、慣れなければならないのだろう。

写真は、ニューデリー空港の新しいターミナル。
夜中だというのに、まぶしいくらいの照明が
インドの終わりを告げていた。
by asian_hiro | 2011-01-13 17:31 | インド旅行記 | Comments(4)
京都
Everything has just started from here.
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二日間、京都へ行った。

発見というより回帰。
旅というより、日常。

翌朝の朝食は、
京都のRadio Bagelとオオヤさんのコーヒー。
ああ、今日もいい天気だ。
洗濯物がよく乾く。

さて、そろそろ本格始動ですよ。
まずは、鉢植えのチューリップを買ってこよう。
by asian_hiro | 2011-01-12 12:00 | パン | Comments(2)
写真
笑顔の連鎖。
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わたしが好きなのは、
たとえば、こんな写真を撮る瞬間。
ひとの真正面でシャッターを押そうとすれば
こっちも照れるし、向こうも構える。
だけど、こっちが先に笑いかければ
たいていの場合、相手もつられて笑ってくれるのだということを
いつも、ファインダーを通して感じている。
by asian_hiro | 2011-01-12 01:25 | インド旅行記 | Comments(2)
気持ちいい時間
時間をさかのぼる。
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この写真を撮ったのは、
気持ちいい昼過ぎだったことを覚えている。
ここへ来る前は、いつもの屋台でチャイを飲んだ。
チャイを飲む前には、
部屋でりんごとグアバとビスケットを食べた。
その前にはコイルを使ってお湯を沸かし、コーヒーを淹れた。
コーヒーを飲む前は、晴天が気持ちよかったので、
寝袋を宿の屋上の一番日当りのいいところに干した。
寝袋を干す前は、朝8時ごろから2時間ほどヨガをした。
起きたときはまだ風が冷たかったから、
ショールを頭から被ってガンジス川の橋を渡り、
ヨガの教室へ向かった。
前日の夜は10時過ぎに電気を消して、真っ暗ななか眠った。
たしか、いい夢を見たのだ。
なぜなら、その晩は
あったかい気持ちでネット屋を出てからチャイを飲み、
宿に帰って気持ちよく眠りについたのだから。

いい夜はいい朝をつれてくる。
だから、この写真を撮ったときも
わたしは、たぶん上機嫌だった。
by asian_hiro | 2011-01-10 00:27 | インド旅行記 | Comments(4)