アジアとアジアの飯をこよなく愛するライターの、「旅」と「パン」と「おいしいもの」があれば幸せな毎日の記録です。
by asian_hiro
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インド話の閑話休題
身体の不調さえも、いとしく。
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最近、インドでは絶好調なのに、
日本に帰ってから体調を崩すということが続いている。
一昨年の年末は帰国後にノロウィルスに感染し、
昨年春は日本到着翌日、
インフルエンザにかかって1週間の安静を余儀なくされた。
そして、今回は発熱、頭痛、喉の痛み。
これはインドにいた間、体内で起こったさまざまな化学反応が
身体の変化として現れてきたのだと思っている。
恐らく、加齢による体力の低下というのも
大きな理由のひとつだろうが。

昨日、夜中に身体の節々が痛くなり、
朝、起きて熱をはかってみると39.5度を示していた。
ああ、今回もやっぱりと思いつつ、
近所のクリニックへ出かける準備をする。
家からもっとも近いところにある病院は
あいにく木曜日から夏期休暇を取っていたが、
幸い、そこから3分くらい歩いたところにもう1軒あったので
今回はそちらでお世話になることにした。

そのクリニックは、白い壁と生成りのリネンが気持ちよかった。
女性の医師に「21日にインドから帰国して…」と話すと、
メモを取っていた彼女の手が一瞬止まる。
こうした反応もいつもどおりだ。
コレラか、腸チフスか、肝炎かと焦るのだろう。
幸い、今回はそれほどひどい状態ではなかったが、
ただ、尿にケトン体とたんぱくが現れているため、
しっかり休養を取ったほうがいいですよ、と言われた。
クリニックから帰宅して100%のオレンジジュースを飲んだあと、
丸一日死んだように眠る。
夜中、熱も37度台に下がったので
インドの砂漠に住んでいる友に電話をかけると、
微妙な声の変化に気づいたのだろうか、
体調はだいじょうぶか、本当にだいじょうぶかと
何度も、心配げに確認された。
ほんとうに、うれしくてありがたい。

そして、一夜明けた今日は抗生物質のおかげか、
すでに熱は平熱にまで下がった。
本来なら、抗生物質などで熱を下げるのではなく、
自然に任せておいたほうが良いのはわかっているが、
あまりに頭痛がひどかったので、
昨日は耐えきれず、西洋医学に頼ってしまった。
わたしにはやるべきことがたくさんある。
うかうかと、二日連続でゴロゴロ寝ているわけにはいかないのだ。
なんといっても、また冬にあの国へ帰るのだから。

夕方、予約していた美容室へ行った。
ずいぶん、長く伸ばしているんですね、
これだけ長いっていうことは
1年で12cm伸びるって考えると、
いちばん古い髪の毛は、恐らく7、8年前のものですね、と
担当してくれた美容師さんは言った。
今から7、8年前というと、
ちょうど、1年半に及ぶアジア横断の旅に出ていたころだ。
そうか、その頃からこの髪の毛は
わたしと人生を共にしてくれているのか。
あの思い出も、この思い出も、
みんな、この髪の毛は知っているのかと思うと、
もっと大切にしないといけないなと、
パサついた先端を労るようになでた。

久しぶりにストレートに戻し、さっぱりして家に帰る。
まだ、少し吐き気と頭痛と腹部の鈍痛が残るが
だいぶ、体がすっきりと軽くなった。
インドと日本の化学反応が、
わたしの体内で、もうすぐ終わろうとしている。
この化学式によって、なにが消えたのかはわからないが、
消えたものより、あたらしく生まれたものを
大切に、見つめていたい。
帰り道、なんだか無性にみずみずしい桃が食べたくなり、
通りがかった八百屋で2つ、大きめの桃を買った。

写真は、わたしが一番インドらしいと感じる光景。
ニューデリーのジャマーマスジッドから撮影した。
金曜日だったこともあり、たくさんのイスラム教徒が祈りに来ており、
写真は、みんなが祈りを終えて再び町へ戻るところ。

過去、この場所から撮った写真
http://sdays.exblog.jp/10659399/
http://sdays.exblog.jp/2669645/
by asian_hiro | 2010-07-31 22:00 | インド旅行記 | Comments(4)
天の露、恵みの雨。
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雨上がりのニューデリー。
ここからはるか西方の砂漠に暮らすひとたちは、
雨のことをgood rainと呼んでいた。
by asian_hiro | 2010-07-30 23:09 | インド旅行記 | Comments(2)
See ya!
そう、遠くない未来に。
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また、帰るよ。
あなたの町に。
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笑って、怒って、
すねて、笑って、
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また、遊ぼう。
夕暮れの丘で。
by asian_hiro | 2010-07-29 10:20 | インド旅行記 | Comments(0)
夜の屋台
音につられ、においに惹かれ。
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夜、町を歩いていて
ちょっとお腹が空いたときは
屋台に立ち寄る。
フレンチトーストみたいな、
サンドイッチみたいな、
でも、やっぱりマサラ味の
インドの軽食。
カンカンと、フライ返しの鉄鍋に当たる音が
暗い夜空にこだまする。
by asian_hiro | 2010-07-28 20:03 | インド旅行記 | Comments(4)
小包
埋もれず、届けと。
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あした、一通の小包を
この、混沌とした国へ送る。
ひとからひとへ受け継がれ、
やがて、そのひとに届くといい。
by asian_hiro | 2010-07-28 00:09 | インド旅行記 | Comments(2)
朝の日記
一日で、いちばん心地よい時間に。
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どれだけのことばを綴っても
想いを書ききれないと思った旅はひさしぶりだ。
どれだけ日にちが進んでも
気持ちの行く末を想像できないと思った旅も久しぶりだ。
ミントを混ぜたラッシーを飲みつつ、
朝、日記を書く。
めがねをはずし、遠くの砂漠を眺めながら。
by asian_hiro | 2010-07-26 20:35 | インド旅行記 | Comments(4)
昼下がり
静まる午後。
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昼間、14時。
屋台が過ぎ、
牛が歩き、
熱気が揺れる。
by asian_hiro | 2010-07-25 20:55 | インド旅行記 | Comments(0)
インド
あなたに伝えたい。
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あなたが住んでいるこの国には
壮麗な山も寛容な海も、すべてが揃っているということを。
夜、飛行機でこの国を去るときに窓から町を見下ろすと
ポツポツと小さなあかりが暗闇のなかに灯り、
まるで、暗くて深く熱い海を見下ろしているようだということを。
みんなギョロ目で強面で、どこか一癖あるように見えながら、
実は、子どもみたいに素直な人たちが暮らしているということを。
富める者も貧しい者も、
等しくその足で地面を踏みしめ、生きているということを。
みずからの道を選べる選べないに関わらず、
誰もが与えられた人生のなかで
可能な限り幸せを探し出していることを。
そして、あなたを取り巻くこの世界は
こんなにも素敵な未来で溢れているということを。
あなたに伝えたい。
あなたが住んでいるこのインドという国は
たしかに、影の部分も強いけれど
それに負けず、世界中のしあわせをかき集めてきたような
光もまた、強い国だということを。
by asian_hiro | 2010-07-24 02:09 | インド旅行記 | Comments(4)
ターリー
カレーの匂いを忘れる前に。
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帰国してからこの2日間、
インドと
砂漠と
そこに住む友人と
カレーと
チャイと
スパイスのことしか考えていない。
それから、次はいつ
あの町へ帰ろうかということと。
抑えて、
抑えて、
こらえなくなるまで頑張って、
そうしたら、また
カレーの世界へ帰るのだ。

デリーで食べたターリー、30ルピー(約60円)。
昔、インドに1年近く滞在したときの
毎日3食カレー三昧だった日々が、
実は、とんでもなく幸せだったということに
いまさら、気づく。
by asian_hiro | 2010-07-23 14:50 | インド旅行記 | Comments(0)
旧市街にて
未来永劫の日常。
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デリーの旧市街。
ふと、建物のなかをのぞくと
小さな中庭のような場所で
何人かの男たちが作業をしていた。
光と影、熱と煙、
外界の音をすべてとざす冷めた沈黙、
そのなかに、未来永劫くり返される
日常の重みが見えた。
by asian_hiro | 2010-07-22 22:41 | インド旅行記 | Comments(0)