アジアとアジアの飯をこよなく愛するライターの、「旅」と「パン」と「おいしいもの」があれば幸せな毎日の記録です。
by asian_hiro
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出発前に
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最後のヨガは、先生がサンタクロースで
となりには、トナカイがいた。
まじめな顔でポーズを取る彼らを見ながら
汗は、動いているときよりも
動きを止めたあとのほうが、あふれてくるのだ、
そんなことを感じつつ、いつもより3センチ背筋を伸ばし、
少しだけ、顔を上げた。

悲しくて起き上がれないときは、ただじっと横たわり、
その感情がどこから来たのか考えればいいのだと
そのひとは、言った。
わたしは幸い、ちゃんと起き上がれるし、動けるし、
インドにだって行くことができる。
いまは、インドではなく成田空港へ向かう旅路が
なんだかとても、楽しみだ。

今年、日本で過ごす最後の朝は
先日、実家からもらってきた農家直送の白米を炊き、
かんたんなおかずとみそ汁を作って食べた。
それから、帰ってからやるべきことをいくつかメモに書き留めて、
すんなり、ここに戻る準備をした。

そろそろ出発です。
1年間、どうもありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
by asian_hiro | 2009-12-23 08:41 | 日々のこと | Comments(22)
ameen's ovenの青いケシの実のバゲット
そもそも、どこにも。
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インドでなければならない理由は、ひとつもない。
だからこそ、インドへ行きたいと思うのだ。
どこか行っちゃおうかなと考えたとき、
こころに浮かんだのがインドだったって、それだけのこと。
無数にある選択肢のなかから、道は自分で選んでいる。
選びながら、なにかをひとつずつ手放している。

さて、今年最後の仕事ですよ。
行ってきます。

ameen's ovenの青いケシの実のバゲット。
トーストすると、野性的な香ばしさが部屋中にあふれだす。
by asian_hiro | 2009-12-22 08:10 | パンSPECIAL!! | Comments(6)
Boulangerie Sudoのスコーン
終わっては生まれ、流れては芽生える。
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少し早めの大掃除をし、ついでにインドへ行く準備をした。
先日、久しぶりに実家へ帰り、
いつもの旅グッズを取ってきたものの
あれがない、これを忘れたと、結局いくつか買い足すはめに。
4代目のバッグパックは45リットルの青いミレー。
あと3日、日本で過ごしたらこれを背負って旅に出る。

今日の夕方、少し時間が空いたので書店へ行った。
旅先で読む本を買いたかったのだ。
この間、ひとにおすすめしてもらった本も含め、
結局、文庫を5冊手に取った。
これはきっと、今のわたしにとって最高のラインナップ。
どれから読もうか、考えるだけでわくわくする。

とりあえず、インドへ着いたらすぐに新聞を買い、
天気予報の欄を見て、いちばん気温の高いところへ行くつもりだ。
汗といっしょにいろいろなものを洗い流せば、
たぶん、代わりのなにかが穴を埋めるだろう。
さて、それまで原稿をもう1本!
これが、今年の書き納めになる。

今朝のパンは、Boulangerie Sudo
チョコチップとナッツのスコーン。
ほろっと口当たりのやさしい生地はなんとなく粉雪のようで
冬の日差しに、よく似合う。
by asian_hiro | 2009-12-20 20:54 | グルメ | Comments(8)
'OLU'OLU のベーグル
見えてからが、勝負。
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黄色い電車に乗って、山まで取材へ。
目的地が見えているのに、そこへの入り口がわからない。
行ったり来たりを繰り返し、息を切らして辿り着く。
旅でも、日常でも、いつだってそう、
最後の一歩が、微妙に遠い。

'OLU'OLU のプレーンベーグル。
こんなふうに、つるりときれいではなかったけれど、
ニューヨークにいたとき、毎週末に手作りしたベーグルを
なんとなく、思い出した。
by asian_hiro | 2009-12-17 23:00 | パン | Comments(2)
ZOPFのヨーグルトライ
山と、朝焼けと、赤とんぼ。
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昔、インドへ行ったときに
あるお坊さんと出会ってさ。
そのひとのことは、ここに何度か書いているから
ああ、またかと思うかもしれないね。
でもいいや、書きたいから書くことにする。

そのひとと知り合ったのは、ダラムサラという北部の町。
そう、あのダライラマが亡命しているところね。
わたしは山の断崖に作られたゲストハウスに
2週間くらい滞在したんだけど
ある日、そのお坊さんもその宿にやってきた。
屋上でひなたぼっこをしているとき、
こんにちは、日本から来たんですかって
少しだけおしゃべりして
それから毎日、顔を合わせるたびに話をするようになったんだ。

そのお坊さんの日課というのがユニークで、
とにかく毎朝、屋上で
「ありがとう」を100回唱えることから始まるんだ。
ありがとう、ありがとうって大きな声が山々にこだまする。
それが終わったら、今度は「ゆうやーけこやけーの」って
そう、あの赤とんぼを歌うんだよ、何十回も。
おわれーてみたのーはー、いつのーひーかー。
わたしは屋上に続く階段の端に座り、
じっと、その歌を聞いていたんだ。
ゆうやーけこやけーのって始まると
いつも、心臓がぎゅっとしたな、
なにか、おっきなものにつかまれたみたいに。

お坊さんとはそれっきり。
一度も会っていないし、連絡先すらわからない。
でも、「ありがとう」と赤とんぼの歌は
ずっと、忘れないと思うんだよね。
きっと、お坊さんは今もどこかで繰り返しているんだろうな。
ああ、なんだかいま、無性にあの宿へ帰りたいよ。
山を見ながら、赤とんぼを歌いたい。
行っちゃうか、
来週、日本を飛び出したらその足で。

写真は、ZOPFのヨーグルトライ。
いつ食べても、ほれぼれするほどゆるぎない。
迷うこころを、原点に押し返す。
わたしにとって、いつでも「ゼロ」を示すパン。
by asian_hiro | 2009-12-16 23:40 | パンSPECIAL!! | Comments(2)
ameen's ovenのベーグル
あなたの願いはなんですか。
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願いごとを原稿用紙3枚に書くこと。
これが、実現するための第一歩です、と
ついさっき、読んだ本のなかに書かれていました。

ものを書くことを仕事にしているのだし、
原稿用紙3枚なんてちょろいものだと思い、
早速、書こうとしてみたけれど
なぜか、肝心かなめの「願いごと」がちっとも思い浮かびません。

おいしいパンが食べたいとか、インドへ行きたいとか、
ニューヨークのあの家へ帰りたいとか、
もう一度会いたいひとがいるとか、
細々したことは思いついても、
「これ」というものが見つからないのです。

願いごとが叶わないのと、そもそも願いごとがないのとでは、
どちらがどれだけしあわせかなんて、計るつもりはないけれど、

ただ、毎日を慌ただしく暮らしながら
ちっとも現実味がなく、
どこか、ふわふわと上滑りしているような感じがするのは
もしかして、ここに原因があるのかなと
そんなふうに思った夜でした。

ameen's ovenのベーグル。
今度、お店へ行ったらベーグルを2つ買い、
1つはその場で食べ、1つは家に持ち帰り、
リボンをつけて、ドアに飾ろう。
by asian_hiro | 2009-12-15 23:38 | パンSPECIAL!! | Comments(2)
余白
ぐるりと回って、戻ってくるなら。
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遊びに来ていた母を駅まで送り、
帰りにいつもの喫茶店でコーヒー豆を100g買う。
200gにしようか迷ったけれど、
まだ少し、残りがあるので、きっとそれでは多すぎる。
あと10日でインドだから。

「あなたみたいに、逃げる場所があればよかったのにね」
そう言われてなにも返すことができなかったのは、
前回、インドから帰る時に飛行機を乗り継いだ仁川空港。
「あなたみたいに、インドでもどこでも行くことができれば
あの娘も、あんなことをせずに済んだかもしれないのに」と、
その女性は、ぽつんと言った。

誤解を恐れず、正直な気持ちを書いてしまうと、
わたしは、「旅とは逃げ道である」ということに
否定する言葉は何も持ち合わせていないし、
そもそも、否定するつもりもまったくない。
便せんには余白があり、楽譜には休符があるように、
人生、ひとつくらい
逃げ道という名の隙間があったっていいんじゃないのと、
旅路と人生を繰り返し、
旅が、一種のアイデンティティとなった今でも
わたしはやっぱり思っている。
仁川でお会いしたお母さん、
わたしは、年末もインドへ行きますよ。
あなたはまた韓国へ行き、
あなたの「あの娘」は
どこかの上空を自在に飛び回っているのでしょうか。


ameen's ovenでの写真展、無事に終了いたしました。
たくさんの方にお越しいただき、本当にありがとうございました。
来年早々に、また、日本のどこかで開催する予定です。
決まり次第、こちらに詳細をアップします。
by asian_hiro | 2009-12-13 22:33 | | Comments(4)
視野
なにかを得るためではない。
手放すために、祈るのだ。
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立て続けに仕事を押し込む、
これは弱さか、強がりか。
通り抜けたら、
そこになにが見えるのか。
見えないものを、見たいなど望まない。
見えるものを、確実に見たいのだ。
by asian_hiro | 2009-12-10 22:02 | 日々のこと | Comments(4)
ameen's ovenのチーズトースト
あと、いくつ。
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あと何杯、コーヒーを飲むだろうかと考えつつ
豆が残り少なくなった缶をのぞく。
あと何杯、コーヒーを飲んで
あといくつ、パンを食べて
あと何本、原稿を書いて
あと何回、朝を迎えたら
わたしはインドまでの道筋を辿るのだろう。
人生に、約束された明日はないが、
いつだって、明日を見つける意思はある。

ameen's ovenのチーズトーストは、
ときどきしか登場しないという限定品。
チーズトーストが待っていると思うと
どれだけ眠い朝だとしても、
勢いよく、ふとんを跳ね上げるパワーが出る。

「Smiles, Mile after Mile
−笑顔で世界をリンクする。世界の『顔』写真展」


●Photo & Word
鈴木博子
矢田和彰
with 菊池一馬

●Date
2009年12月5日(土)〜12日(土)
※12月7日(月)休み

●Place
ameen's oven
兵庫県西宮市若松町6-18 ヴィラドコアン1F
0798-70-8485
Bakery 11:00〜売り切れまで
Cafe 11:30〜19:00LO
阪急夙川駅、JRさくら夙川駅徒歩7分
by asian_hiro | 2009-12-09 21:15 | パンSPECIAL!! | Comments(4)
ameen's ovenで写真展
初日は雨、のち晴。
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土曜日から始まったameen's ovenでの写真展。
飛行機が神戸空港に降り立ったときには、細い雨が降っていて、
「ねえママ、どうして飛行機が飛ぶと雨が降るの」
「それはね、お空がようこそって言ってるのよ」
そんな話し声が、隣の席から聞こえてきた。
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傘をさして、いつもの道をたどってパン屋さんへ向かう。
宅急便で送った荷物のなかから写真と両面テープを取り出し、
店内の真っ白い壁に一枚ずつ写真を貼っていたら
いつの間にか雨もあがり、
飾りつけを終わった頃には、きれいな青空が広がっていた。
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イスに座り、写真を一枚ずつ眺めてみる。
国籍も、シチュエーションもさまざまな写真は
予想したよりも、ずっとこの空間になじんでいた。
カフェのイスは、サイズも年代も座り心地もばらばらで
不揃いのバランスが、妙にこころにしっくりくる。
そんな室内に、世界各国の「顔」を集めた写真は
違和感なく、きちんとした佇まいでおさまっていた。
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そして、テラス席には秘密兵器の特設テント。
白いビニール屋根に覆われたテント内は
子どもの頃、夢中になった探検ごっこみたいで
なんだか、無性にわくわくする。
この真ん中に座って、小さなカップでチャイを飲みたいと思う。
静かなテントのなかで、世界の写真を眺めながら
いろいろな町のざわめきを、自由に想像したいと思う。
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旅は、たしかに終わったのだ。
しかし、今もなおわたしたちは、
こうして旅の断片をこころのなかに掲げている。
これほどいきいきと過去の旅を振り返ることができるのだから、
もしかしたら、わたしたちの分身は
今も、世界のどこかで旅を続けているのかもしれない。
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写真の飾り付けが一段落したら、
お待ちかね、パン屋さんのカフェで休憩を。
メニューを見ながらあれこれと悩んだ結果、
酒かすととうふチーズのピッツァをオーダーした。
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チーズ風味のペーストが塗られたピッツァに
マスタードグリーンが、爽やかな辛みを添える。
これは、本当においしい!
ずっと食べたいと思っていたものにようやく出会い、
今年の夢が、年末にひとつ叶った。
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それから、持ち帰るパンを買う。
カウンターにずらり並んだトーストの列から選んだのは、
ときどきしか登場しないというチーズのパン。
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そして、これまた珍しいあんクロワッサンもトレーに載せた。
これは、店内で早速食べる。
パリパリのクロワッサンと、滋味深いあずきのコンビ。
考えてみたら、和と洋が混ざり合う絶妙なクロワッサンも
不揃いなバランスが心地よいこの空間にぴったりだ。
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飾った写真は、約60枚。
インドもあれば、中南米もある。
アフリカもあれば、東南アジアもある。
つくづく、わたしは本当に旅が好きなのだなと思う。
そんな写真を、大好きなパン屋さんで飾ることができるのだから、
これ以上、旅人冥利につきることはない。
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久しぶりの友達と、ゆっくり話していたら
あっという間に、外は夜。
こうして、長い長い一日は終わった。
そして、こうして「旅する写真展」の第二部がスタートした。

「Smiles, Mile after Mile
−笑顔で世界をリンクする。世界の『顔』写真展」


●Photo & Word
鈴木博子
矢田和彰
with 菊池一馬

●Date
2009年12月5日(土)〜12日(土)
※12月7日(月)休み

●Place
ameen's oven
兵庫県西宮市若松町6-18 ヴィラドコアン1F
0798-70-8485
Bakery 11:00〜売り切れまで
Cafe 11:30〜19:00LO
阪急夙川駅、JRさくら夙川駅徒歩7分

ちなみに、いつものカフェはこんなふうです。
by asian_hiro | 2009-12-06 21:43 | パンSPECIAL!! | Comments(16)