アジアとアジアの飯をこよなく愛するライターの、「旅」と「パン」と「おいしいもの」があれば幸せな毎日の記録です。
by asian_hiro
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ねじ巻き
おつかれですね。
ええ、ぼちぼち。まあ、なにもしていないんですけどね。
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気持ちよく、動きをナビゲートしてくれるヨガの先生に出会った。
ああ、この声はいいなあ、
身体の内部がゆっくりとほぐれていくなあと思いつつ、
ここ数週間、そのクラスには欠かさず出ていたんだけど、
どうやら今日までは代行で、
来週から本来の先生が戻ってくるらしい。
ショックだ。

ヨガのウエアをバッグにしまい、渋谷と池袋の本屋をはしご。
なにを買いたいと思ったわけではないけれど、
旅行関連、料理本、女性誌、文庫、ビジネス誌と
秩序無く、いろいろなコーナーを流して歩く。
本屋にいると、いっぺんに時代のど真ん中に立てる気がして
手軽でいいなあ。
まあ、それはもちろん錯覚だとしても、
自分も世の中の流れにちゃんとついていっているような感じがする。
わたしがヨガをしようと、インドへ行こうと、
スターバックスでコーヒーを飲もうと、電車で寝ようと、
世界は、キリキリとねじを巻いて動いているのだ。
わたしはわたしのねじを巻く?
それとも、時間がわたしのねじを巻く?
まあ、どちらかわからないとしても、
すべては、あした。あしたからだ。
ふん、「今日から」じゃないのが、わたし自身のいいところ。

両手をあげて「おつかれさま!」とは言えないけれど、
後ろにそっとまわって自分の肩をもみたい気分。
まあ、とりあえず悩み多き1週間は終わったのだ、ラッキー。
来週からの1週間もがんばりますか。
by asian_hiro | 2009-05-29 20:56 | インド旅行記 | Comments(4)
ameen's ovenのペカンナッツとペッパーベリー
まるで、水面から薄日が差し込む海中のような。
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夕方、渋谷駅前の交差点をビルの上から見下ろすと、
灰色に濡れる歩道を、ビニールの傘が埋め尽くしていた。
右に左に、ゆらゆらと揺れながら進む透明な傘の大群は、
まるで、海にぷかぷか浮かぶクラゲのようだと思った。

帰宅し、買ったばかりのハードディスクにパソコンのデータを移す。
いまだ、ニューヨークで撮り溜めた写真がパソコン内に入っていて、
それらをひとまとめにして新しいフォルダへコピーしながら、
自分が去年の今頃は、まだニューヨークにいたのだということが
どうにも不思議で仕方なかった。

さっき、雨のなかで揺れていたクラゲの大群は、
今頃、どこにいるのだろう。
あたたかい部屋のなかで、テレビでも見ているだろうか。
それとも、まだ冷たい夜道を歩いているか。
わたしが持っていた傘は、あいにくクラゲではなかったが、
心だけはクラゲのように、さっきも今も、
ぷかぷかとあちこちの時空をさまよっている。

ameen's ovenのペカンナッツとペッパーベリー。
仄かな、だけど華やかなスパイスのおかげで、
どこまでも薄く溶けてしまいそうな心が、ぴしりとここに帰って来た。
by asian_hiro | 2009-05-28 21:32 | パンSPECIAL!! | Comments(2)
モスク
目に入った瞬間、うわあっと思った建物。
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ムンバイの下町には、イスラム教徒のエリアがある。
市場では羊やヤギの首が並び、
黒くて長い布を頭から被った女性たちが
40度近い太陽の下をのっそりと歩いている。
そこでは1日に5回、町のあちこちに立てられたスピーカーから
アザーンが鳴り響く。
「お祈りの時間ですよ」という合図のその声が聞きたくて、
最後、日本へ帰る直前までその町にいた。

今までとは違ったコースで歩いてみようと思い、
適当に小径を折れて辿り着いたのが、この緑のモスク。
ゆるやかな坂道の途中、そこだけがなんだか別空間みたいに
ひっそりと静まって、祈りにやってくるひとを受け入れていた。
いい景色だなあと思う景色は、旅の途中、あちこちで出会うけれど、
胸が高鳴るような景色にばったり直面することは、それほど多くない。
by asian_hiro | 2009-05-28 08:47 | インド旅行記 | Comments(2)
距離
あなたはいま、どうしてる。
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人生にはさあ、
やり直しがきかないことなんてひとつもないって言うけれど、
そんなの、ウソだと思う。
たとえば、いったん坂を転がり始めたボールは
走って走って追いつかなきゃ
それを止めることができないみたいに、
いったん始まったことをストップさせるためには
ものすごく、労力が必要なんだと思う。
ましてや、起こったことをなかったことにするなんてできっこない。
人生は、取り返しのつかないことばっかりだ、
もう、いやんなるくらい。

助けてって呼んでくれれば、いつでも駆けつけたいと思っているし、
どうしようって連絡をくれれば、一生懸命あたまをひねって
いいこたえを返したいと思っている。
それでも、ベストなのはあなたにそんな問題が起こらないこと。
わたしに「どうしよう」というメールを送る状態が起こらないこと。
だけどもし、誰かに言いたくても言えずに悩んでいるなら、
たった一言でいい、連絡をちょうだい。
「元気?」って、それだけでもいい。
それだけで、たぶん伝わるものがあるだろうから。

エラソーなことばかり言って、
自分に問題が起こったときはすぐに逃げちゃうわたしだけど、
もし、あなたからメールがきたとき、
インドかどこかのアジアへ出かけていても、
すぐに連絡を返すよ、約束する。
まあ、小さな町だと満足なネット屋もないから日本語が打てなくて、
妙なローマ字メールかもしれないけれどね。

ああ、つくづく距離って面倒だなあと、ひとりそんなことを思ってる。
トウキョウは、もう初夏ですよ。
by asian_hiro | 2009-05-27 20:20 | インド旅行記 | Comments(0)
とびら
その窓から、なにが見える。
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目にうつるものを疑わず、
耳にきこえるものを拒まない。
いったん、飛び込んでしまえばあとは簡単、
世界のとびらは、いつでも大きく開いている。
by asian_hiro | 2009-05-26 22:52 | インド旅行記 | Comments(4)
食堂
高みから、ひとり、眺める。
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まるで、無重力の空間にぽっかりと浮いたみたいに
高みから、彼らの日常を眺めている。
誰も、顔を上に向けないので
わたしの存在に気付かない。
わたしはひとり、手すりに寄りかかるようにして
彼らの動きを、じっと見る。
ここにいるのよ、こっちを見てよと言いたいような、
そのまま気付かれたくないような、
なんとなく、微妙な気持ちで。
by asian_hiro | 2009-05-25 23:23 | インド旅行記 | Comments(4)
ameen's ovenのベーグル
そういえば、夢のなかでも卵をかき混ぜていたのかもしれない。
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昨日の夜から、なぜかスクランブルエッグが食べたくて、
というよりも、絶妙な火加減のスクランブルエッグを作りたくて、
あさ、起きていちばんに冷蔵庫へ向かい、卵を2つ取り出した。
ボールに卵を割り、塩、牛乳を入れてよくかき混ぜ、
弱火にかけたフライパンの上へ流し込む。
あるサイトで読んだ通り、「かき混ぜる」ではなく「折り畳む」で
やってみたら、なんだか半熟の四角い卵焼きみたいになってしまい、
それは、わたしの求めたスクランブルエッグではなかったけれど、
まあ、卵のおいしさには変わりなかったので、よかったとする。
だけどまた、今夜もスクランブルエッグの夢を見そうだ。

ameen's ovenのベーグルは、なかにプルーンが入ったスペシャル版。
このベーグルに出会うたび、初夏だなあと思う。
by asian_hiro | 2009-05-23 08:04 | パンSPECIAL!! | Comments(2)
ameen's ovenのヴィーガンクロワッサン
パンを通してリンクする。
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あさ、ひさしぶりにパンを食べる。
ameen's ovenのヴィーガンクロワッサン・バーニャカウダ。
ほんとうならアンチョビのところ、
ヴィーガン仕様のため、ひじきが使われている。
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実は、インドから帰って来てはじめてのパン。
いや、インドでもチャパティ以外に粉ものを食べなかったから
パンと呼ぶものを食べるのは1ヶ月半ぶりだ。
「パン」を通して、まだ寒かった頃の春先と
真っ青な空が目の前に見える今という時間が
不器用にも、少しずつかたかたと結ばれていく。
by asian_hiro | 2009-05-22 09:30 | パンSPECIAL!! | Comments(6)
てっぺんが見えたら、合図。
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道に迷い、空を見た。
寺の尖塔が見えたら、それが西だと
地図を思い出し、上を向く。
なにかひとつ、目印があればいい。
迷ったら、いつでもそこから始めればいい。
by asian_hiro | 2009-05-19 07:48 | インド旅行記 | Comments(5)
ユメ
あなたのユメは、なんですか。
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小さいころのユメは、小学校の先生になることだった。
毎日、黒板に大きな文字を書いては消し、
音楽の時間にはオルガンを弾いて、
教室の一番前にある大きな机で、みんなの作文を添削する。
それから、なんといってもお楽しみは家庭訪問!
ケーキとかメロンとか、あちこちのお家でオヤツ三昧するぞって
そんなことを考えるたび、うきうきした。

その次のユメは、たくさんの犬や猫と暮らすことだった。
どれが誰だか忘れちゃいけないから
一匹ずつ名前の入った首輪をつけて、
日曜日には、全員つれて公園で追いかけっこがしたかった。
雨の日は、床でごろごろしながらみんなで集まって眠ったり。
犬も、猫も、ひとも、わたしも、なんにも区別がないくらい、
みんなでひと塊の暮らしをしたいと思っていた。

それからちょっと大人になって
ケッコンなんていうものにユメを持つと、
毎日、クッキーやケーキを焼いて
「オヤツよー」っていう生活にも憧れた。
とびらを開けるとバターや卵の良い香りがして、
いつでも戸棚に手作りのお菓子があるような、
そんな生活がしたかったな。

もっと大人になると、今度は自分の足であちこち出かける「旅」に
ユメを見るようになった。
乗り物は車だったり、電車だったり、飛行機だったりいろいろだけど、
どこへ行こうって考えている時間と
実際そこへ辿り着くまでの時間が、なによりも楽しかった。
あちこち行ったよ、思いつくまま。
ひとりで、ときには誰かと連れ立って。

ユメには、ひとりで叶えるものと
誰かといっしょに叶えるものがあるのだと知ったのは、
たぶん、もっと大人になってからのことだと思う。
そして、ユメはひとつだけじゃなく、
あれも、これもと欲張っていいのだと知ったのは、
たぶん、もっともっと大人になってからのことだと思う。
叶うからユメなのではなく、
もとより叶わないからユメなのだと思えば、
ユメは、いつでもたくさん持っていたほうがいい。
ユメは、ときどき別のユメの種になり、
その種が、またあたらしいユメを呼ぶ。
そう考えるなら、たぶんこの赤い車もユメの架け橋。
それは、手を離れても永遠にユメのかけら。
by asian_hiro | 2009-05-18 21:40 | | Comments(6)