アジアとアジアの飯をこよなく愛するライターの、「旅」と「パン」と「おいしいもの」があれば幸せな毎日の記録です。
by asian_hiro
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ヨガ
そのひとは、
「きらいなひとのために、ヨガをしなさい」と言った。
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あるヨガスタジオでのできごとだ。
だけど、幸か不幸か
わたしには、きらいなひとがいない。
だからといって、好きなひとのためにヨガをするのも
なんだかちょっと意味合いが違う気がして、
考えた末、いま、目の前にいるひとのために
ヨガをすることに決めた。
同じ動きを、同じ呼吸で繰り返すそのひとのために
わたしは自らの腕や腰や足を動かすのだと思ったら、
ひとつひとつの動作が、
今までよりも、ずっと慎重に注意深くなった。

ずいぶん、自分のことに精一杯だったんだなあと思う。
なんて、周りが見えていなかったんだろうなあと思う。
ほんの少し、目線を上に向けるだけで
世界はこれほどまでに変わるのに。

もしかしたら、
もう二度と会わないかもしれないひとの背中に向かって、
最後にひとつ、深呼吸。
いろいろな意味で、ありがとうの思いを込めて。
by asian_hiro | 2007-11-30 12:05 | ニューヨーク生活・日々 | Comments(4)
everytime
いつでも、そこに。
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朝から雨模様だったし、
薄手のコート1枚じゃ足りないほどの寒さだったから
たぶん、顔も無表情のまま凍り付いていたにちがいない。
だけど、不意に地下鉄が外へ出た瞬間、
空がまぶしく光って見えた。
ああ、たとえ雨が降ろうと、
太陽は変わらずそこにあるのだと思った。

だいじょうぶ。
いつでも、すべてはこれからだから、と
自分自身へ、ひとりごと。
by asian_hiro | 2007-11-29 10:26 | ニューヨーク生活・日々 | Comments(6)
変化
消えるもの、生まれるもの。
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この砂漠をずっと向こうまで行ったら
そこにはどんな景色が広がっているんだろうって
中国大陸のどまんなかにある砂山を
延々、歩いてみたことがある。
いま、この市場はこんなにもにぎわっているのに
いったいどうやってひとが消え、ものが片付けられていくんだろうって
最後の売り子が帰るまで、
ラオスのタラートにずっと居残っていたこともある。
たぶん、わたしは
いつでもものごとの終わりを知るために
旅を繰り返していたのだと思う。

この世に、終わらないものなどひとつもない。
同じ速度を保つものも、
同じ重みを維持するものも、きっとない。
ひとの気持ちだって、ことばだって、
簡単にひるがえる。
だけど、ものごとが変わることは
絶望でも、かなしみでも、なんでもなく、
ただ時が経ったって、それだけのことだから
たまには人生の脇道に突っ立って、
傍観者になってみるのもいいんだろう。
消え行くものを確かめて、
生まれるものを愛おしみつつ。
by asian_hiro | 2007-11-28 13:32 | ニューヨーク生活・日々 | Comments(2)
かぼちゃのスープ
日本から来た友人と、ホリデーシーズンのニューヨークにて。
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ユニオンスクエアのクリスマスマーケットで、
赤いニットの帽子を買った。
極太の毛糸のてざわりを確かめながら
えいっと耳まで被ったら、
じわじわと背中にしみるほどの寒ささえ、
どこか、心地いいような感じがした。

ブルックリンの小さな洋服屋さんで、
モコモコとしたハンドカバーを買った。
親指を通す穴がある以外はなにもなく、
毛糸の筒のような形のそれには
ピンクや水色や黄緑など
カラフルな毛糸で大輪の花が編み込まれている。
店を出て、すぐさま両手にはめたら、
落ち葉に吹き付ける木枯らしさえ
しずかな心で眺められるような気持ちがした。

買い物のあとはオーガニックのカフェへ立ち寄り、
あったかいパンプキンスープでひとやすみ。
かぼちゃの角切りがごろりと浮き、
黒こしょうやクミンなどのスパイスがツンとくる。
色違いで買ったハンドカバーを眺めつつ、
彼女は日本で、
わたしはここで、
これから冬を迎えるのだなと思いながら
こころをきゅっと引き締めようと、
熱いスープをゆっくり飲んだ。
by asian_hiro | 2007-11-26 03:13 | ニューヨーク生活・グルメ | Comments(2)
ともだちへ
ニューヨーク、夜9時。
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タイにいるともだちへ。
そこはいま、朝の9時。
寺の裏にあるいつもの屋台で
コンデンスミルクの入った甘いコーヒーを
飲んでいるところでしょうか。
無愛想で強面で、だけど、
コーヒーをいれるのがとてつもなく上手なおばさんは元気ですか。
蒸し暑いアジアとはいえ、そろそろ朝晩は涼しくなるのでしょう。
どうか、風邪をひかないように。

パキスタンにいるともだちへ。
そこはいま、朝の7時。
今日も町は排気ガスにつつまれていますか。
市場はひつじのにおいであふれていますか。
その町にいる間、なま臭い生き物のにおいが
身体にまとわりついていたことを思い出します。
でも、決していやじゃなかった。
いま、わたしからはどんな匂いがするんだろうと
ふっと、そんなことを考えました。

シリアにいるともだちへ。
そこはいま、朝の4時。
そろそろ、モスクからアザーンが聞こえる時間ですね。
町のなかにあるあちこちのモスクから
祈りを誘う声が数秒の差をつけて鳴り響き、
まるで、津波みたいに世界を覆っていく様子が本当に懐かしい。
ベッドのなかでアザーンを聞きながら、
ああ、この瞬間も地に頭をつけて
祈っているひとがいるのだなと、
寝ぼけた頭で考えた日々が心によぎりました。

東京にいるともだちへ。
そこはいま、朝の11時。
間もなく、お昼の時間ですね。
木々の葉も、本格的に色づいてきましたか。
空気はシンと冷えていますか。
太陽の光は、透けるように薄くなってきましたか。
日が暮れるのは、徐々に早くなりましたか。
夜の月は、くっきりきれいに見えますか。
もうすぐ、満月になりますね。
日本を出てから、たぶん、3度目の満月です。

やがて、あなたの朝がわたしの街へやってくる。
地球は、こうしてつながっているんだね。
いつでもこころのすべてで思っているから、
また、どこかで会いましょう。
by asian_hiro | 2007-11-23 11:42 | ニューヨーク生活・日々 | Comments(10)
エッサベーグルのマフィン
せめて、いま、5秒だけでも。
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ひさしぶりに、i-Podをひっぱりだして聴いてみた。
そういえば、こうやって耳にイヤフォンをつっこんで、
仕事帰り、皇居の周りをジョギングしたこともあったなあ。
真っ暗なお堀とか、丸の内の夜景とか、
朱色の東京タワーとか、その向こうには三日月も見えたっけ。
軽くはずむようなインドポップスも、
アコースティックで切ない曲も、
みんな、東京の夜の景色とつながっているのに、
こんな音楽を、ニューヨークの真っ昼間に聴いてしまうなんて、
ああ、もう本当にどうしようもないのだから
ただ、だまってマフィンを食べよう。

エッサベーグルで買ったチーズとチョコレートのマフィン。
今週末、雪が降ったら家に閉じこもってマフィンを焼く。

(追記)
数日、更新をおやすみします。
体調が悪いとか、また転んでケガをしたとか、
そういうことではないので、どうぞご心配なく!
すてきな秋をお過ごしください。
by asian_hiro | 2007-11-16 12:33 | ニューヨーク生活・グルメ | Comments(8)
エッサベーグルにて
旅にでるたび、宿で働く従業員には絶対なりたくないって思う。
こんなこと言うなんてひどいとは思うけど、
仲良くなったひとたちが、どんどんいなくなってしまうさみしさに
たぶん、耐えられそうもない。
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見送られるより、見送る方が辛いって
いまさらながら、気がついた。
これまでさんざん旅をしてきて、
そんなシーン、たくさん繰り返して来たのにね。

朝5時に起き、51丁目のエッサベーグルへ向かった。
大きなスーツケースを前にして、
友だちとしばらくおしゃべりしたあと、
みんなを駅まで見送ってから、
ひとり、お店へ戻って朝ごはん。
あーあってため息ついてもしかたない!
また、どこかでいっしょにパンを食べよう。
そこが東京だろうと、ニューヨークだろうと、
場所なんてどこでもいいから
早くまた、会えるといいなあ。
by asian_hiro | 2007-11-14 11:44 | ニューヨーク生活・グルメ | Comments(8)
ホットチョコレート
「だいすき」の共有。
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「ここのホットチョコレート、おいしいよ!」って
友だちと重い扉を開けた。
薄暗い店内は、ライトのあかりもチョコレートカラー。
テイクアウトのカウンターで
ひとりがダークを、ひとりがホワイトを注文し、
わたしはふたりがおいしそうに飲むのを
そうでしょ、そうでしょって自慢げにうなずきながら眺めていた。
あ、これおいしい、たのしい、すてき、心地いいって感じたものを
誰かと共有できるということがこんなにうれしかったなんて、
そんな感覚、ひさしぶりに思い出したよ。
ありがとう。

ユニオンスクエアのMaxBrenerにて。
by asian_hiro | 2007-11-13 12:40 | ニューヨーク生活・グルメ | Comments(2)
ギリシャ料理
みんなでパンを食べる日を、
誰よりも楽しみにしていたのは、きっとわたし。
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セモリナ粉の混じったバゲットにガーリックオイルをたっぷりつけて。
パンのうしろに写っているものは…。
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フェタチーズ、トマト、きゅうり、オリーブなどのグリークサラダ。
あの、わたしたち、スモールを頼んだんですけど、
これって、どんぶりサイズじゃありませんか?
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メインはいわしのフライ、レモンポテト添え。
それに、ガーリックポテトのディップや
なすとスカッシュのグリルなどを前菜で。
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「チェックプリーズ」とお願いしたあとに、
こんなデザートのプレゼントもやってきた。
ライスプリンのような、コーンスターチのような不思議な食感。
シナモンたっぷりで喉がこほこほになったけれど、
なつかしい中近東の味がした。

今年、はじめてマフラーを巻いた今日、
東京からやってきた友だちと、一緒にギリシャ料理のお店へ行った。
空は見とれるほど透き通って、
風はシンと気持ちよく冷えて、
街路樹は黄と赤と緑がほどよく混ざって、
家々の玄関にはヒイラギのリースが飾られていて、
食卓には、こんなにごちそうが並んで、
となりや向かいの席には、気心知れた友だちがいて、
ああ、これ以上、どんなしあわせな日曜日があるんだろう!
by asian_hiro | 2007-11-12 12:03 | ニューヨーク生活・グルメ | Comments(6)
うしろ姿
ごめん。
でも、そのつないだ手を撮りたかったんだもの。
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お母さんの2歩は、こどもの3歩。
歩けば歩くほど遅れるこどもを、
少し、ひっぱるようにして急ぎ足するお母さん。
ごめん、うしろでカメラを構えているから
よけい、気になって遅れちゃうよね。
だけど、どうしてもふたりの姿を撮りたかったんだもの。
なんだかあったかくてなつかしく、
わたしの過去につながるみたいで。
by asian_hiro | 2007-11-11 09:57 | ニューヨーク生活・散歩 | Comments(2)