アジアとアジアの飯をこよなく愛するライターの、「旅」と「パン」と「おいしいもの」があれば幸せな毎日の記録です。
by asian_hiro
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夜空
旅の記憶は、夜空の記憶。
夜空の記憶は、せつなさの記憶。
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しばらくのあいだ、おやすみします。
みなさんも、よいゴールデンウィークを。
by asian_hiro | 2007-04-30 22:22 | 日々のこと | Comments(10)
寺の前にて
「あきらめる」とは、あきらかにみるということ。
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彼は、自分を呪ったか。
お金も、家も、家族も持たず、
朝から晩まで、寺で施しを待つ身の上を。
太陽が50度の光を投げかけようと
それから逃れる術も持たない、己の無力を。

彼は、ひとを羨むか。
絹の衣装をまとって詣でに来る子どもたち。
コガネムシみたいな虹色のサリーを纏う、でっぷり太った中年女性。
彼の衣服といえば、一枚の白木綿だけ、
いくら熱帯の国とは言え、乾季の晩は冷えるのだ。
その細い身体には、夜半の風など堪えるだろうに。


たぶん、この世界には、
あきらめなければならない事柄が
きっと、たくさん存在するのだ。
もがいて、焦って、じたばたしても
どうしようもない事実が、そこかしこに転がっているのだ。
彼には、彼の。
わたしには、わたしの。
恨んでも、仕方ない。
ひとと比較してもむなしいだけだ。
それぞれが、自分で蹴りをつけなくてはならないのだから。

写真を撮らせてもらったお礼に、
彼の前に、2ルピーを置いた。
そこのチャイ屋で、朝食代わりの1杯を飲めるように。
彼は、わたしの方を見ることすらなかったが、
わたしは、彼を忘れないと思った。
by asian_hiro | 2007-04-29 23:14 | インド旅行記 | Comments(10)
Come, come, whoever you are.
おいで、おいで、あなたがなんであろうと。
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Come, even if you have broken your vow
a thousand times
Come, yet again, come, come.

Jalal Al-Din Rumiの詩から。
これまでの、どんなときより
いまが一番、心に滲みる。

日本橋、三越のイタリア展でデル・ソーレのカプチーノを飲んだ。
わたしの目の前に出されたのは、うさぎの絵が描かれたカップ。
つぶらな瞳と目が合って、思わず頬の力がふっと抜けた。
by asian_hiro | 2007-04-28 17:52 | 日々のこと | Comments(8)
前略。
そちらの天気はいかがですか。
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東京は、今日も良いお天気でした。
午後、さっとにわか雨が降りました。
あ、きつねの嫁入りだ、と
昔、観た黒澤映画が頭のなかをよぎりました。

一緒に旅をしたバンコクで
何度もスコールに降られましたね。
もとより傘など持っていないし
いつ止むとも知れないから
雨がほどほどの強さになるまで
お寺の軒先をちょっと借りて
たわいもない、おしゃべりをしましたね。
これまで過ごした町の話。
おいしかったご飯の話。
忘れられないひとの話。
そして、日本に帰ってからやりたいこと。

それぞれ、別の土地を目指し
それぞれ、別の国から日本に帰り
一緒に旅をしたのは、ほんのわずかな期間でしたが
今でも、雨が降る様子を見ると
あの、バンコクを思い出します。
絞ればぎゅっと水が滴るくらい、じっとり重い空気の層。
マンゴ、バナナ、ドリアン、パパイヤ、いろんな香りが混じる風。

旅先から、幾通目かの手紙をありがとう。

追伸。
また、一緒に旅がしたいです。
by asian_hiro | 2007-04-27 00:05 | 日々のこと | Comments(6)
花香
夜気に紛れた花の香に、異国の街を思い出す。
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「花の香りがする」と思えば、そこには必ず花売りの姿があり、
「食べもののにおいがする」と思えば、そこには必ず食べるひとの姿がある。
目に見えないものと見えるものが、一本糸で結ばれているという安心感。
ゆるぎないアリバイのある旅の景色を、ひそやかに懐かしみつつ
薄墨色の闇に花を探す、雨上がりの夜。
by asian_hiro | 2007-04-25 23:20 | 日々のこと | Comments(10)
リコッタチーズのタルト
ヨーロッパも、密かに好きだったりします。
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イタリアを旅行したのは、もう10年も前のこと。
往路の飛行機が飛ばずにモスクワで1泊させられたり、ローマでタクシーに乗ったら後ろから追突されたり、ベニスで運河にドボンと落ちたり、毎日食べ過ぎ飲み過ぎで帰宅したら3キロも太っていたり、そりゃあもう、大変な旅だったけれど、今でも時折懐かしく思い出す。
トスカーナの丘に青々と連なる、オリーブの木。
サンジミニャーノの街に響きわたる、悠々たる鐘の音。
その音色を聴きながら、パラソルの下で飲んだ白ワイン。

日本橋三越、イタリア展で買ったリコッタチーズのタルト。
200円足らずというリーズナブルな値段ながら、なかなかの濃厚さ。
ああ、今年は10周年を記念して、イタリア旅行というのもいいなあ!
by asian_hiro | 2007-04-24 22:31 | グルメ | Comments(8)
音楽
朝、家を出てから仕事場へ到着するまで、
同じ音楽を、エンドレスで聴く。
弾むようなビートに乗って、足のスピードを速めつつ、
今日一日のエネルギーになるように、
心のネジをいっぱい、いっぱい、これでもかってくらい、めいっぱい巻きながら!
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頭のなかを駆け巡るのは、インドのポップス。
タミル語で歌われるこの曲を、わたしは南インドの安食堂で聴いたんだ。
生ぬるい風のなかで、カレーを指でかき混ぜながら。
by asian_hiro | 2007-04-24 01:04 | 日々のこと | Comments(5)
旅とは、媚薬。
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古い恋を忘れるには、新しい恋。
ならば、過ぎたインドを忘れるには、新しい旅。

今年は、旅に出られるかなあ!
by asian_hiro | 2007-04-22 22:09 | 日々のこと | Comments(10)
土曜日
目覚めたら、とっくに昼を過ぎていた。
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こんなにぐっすり眠ったのは、いったい何ヵ月ぶりだろう!
本当は、アースデイに行くとか、図書館で資料を探すとか、ヨガをするとか、春服を買うとか、あれこれ予定を立てていたのに、結局、近所のブックオフへ行っただけ。
想定していたスケジュールを、全部ぽーんと放り出すことの心地よさよ!

…でも、あしたはきちんと動くようにしよう。
by asian_hiro | 2007-04-21 23:45 | 日々のこと | Comments(6)
再生
これもひとつの、こたえのかたち。
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熟した実は大地に呼ばれ、
ふたたび、種へと帰るのだ。


2003年に出版した「スロウなアジア」が、このたび文庫になりました。
1000日以上もの時を経て生まれ変わったわたしの本が、
ふたたび、誰かの心の種となりますように。

小さくなって、かわいいよ!
by asian_hiro | 2007-04-20 00:06 | 私の本 | Comments(16)