アジアとアジアの飯をこよなく愛するライターの、「旅」と「パン」と「おいしいもの」があれば幸せな毎日の記録です。
by asian_hiro
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カテゴリ:日々のこと( 734 )
夜景
夜の闇の誘いにのって。
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取材前に、歩道橋であたまの整理。
もう、いっそのこと
えいやっと、ちがう世界へ飛び出してしまいたくなる。
by asian_hiro | 2014-10-02 21:09 | 日々のこと | Comments(0)
文章
好きじゃなかったら、とっくにあきらめてる。
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あしたも早いから、もう寝ようと思いながら
1日、水に浸けておいた生栗を剥かなければと
深夜12時半から、栗の渋皮煮を作り始めた。
黙々と包丁で鬼皮を剥き、2度、重層を加えて茹でこぼす。
それからもう一度仕上げに茹でて、
水を足さず、きび砂糖だけで煮詰めていく。
いま、2度目の茹でこぼしが終わったところ。
たぶん、あと30分くらいで眠れるだろうか。

今年も、栗を煮る季節がやってきた。
去年はいったい何キロの栗を使ったのかわからないくらい、
何度も何度も、栗を煮た。
今年はこれで3回目。
もうすでに2キロの栗を煮たことになるけれど、
先日作った栗の渋皮煮は、栗が好きな母に半分あげた。
今回は、「日本でいちばんおいしい」(八百屋のおじさん談)という
利平栗。
ほっくりできるといいなと思う。

ひたすら、栗の鬼皮を剥く作業が大好きだ。
つぎに書く原稿のことや、あしたの取材のこと、
翌朝、食べようと思っているパンのこと、
ひとと交わした会話やメール、
たくさんのことが、ひつじ雲のように心に浮かぶ。
それらを追いかけたり、留めたりせず、
ただ、心のなかを流れていくのに任せながら、
わたしは淡々と、栗を剥く。
茹でこぼしたあとは、一粒ずつ流水できれいにすすぐ。

根気のいる作業は、昔から得意だった。
だから、文章を書くことを仕事にした。
ときには、画面をにらみつけるようにして
書いては消し、書いては消し、と繰り返しながら
机にしがみつくこともあるけれど、
粘って、粘って、
ようやく、「これ以外、絶対にありえない」という
落としどころで文章がおさまったときほど
この仕事のおもしろさを実感する瞬間はない。
だけどそろそろ、背中を向けていた事柄に、
本気で向き合わなくちゃいけないみたいだ。
もうすぐまたひとつ、年を重ねるけれど
その前に、やっぱりカタをつけなくちゃ。

たぶん、そのことは
栗を煮ながら、
バイクで走りながら、
緑道をジョギングしながら、
食パンの上でバターが溶けるのを待ちながら、
ドトールでコーヒーを飲みながら、
電車のなかで誰かの会話を聞きながら、
毎晩、眠る前に、
眠りから覚めたあとも、
たえず、考えることになる。
ときには吐きそうになるくらい、しんどい作業かもしれないけれど
でも、たぶんだいじょうぶ、
昔から、根性と粘り強さには自信がある。
だって、好きなんだもの。
中途半端にするなんて、できないんだもの。

もうすぐ、栗が煮上がる時間だ。
あとは、きび砂糖を栗に振りかけて煮詰めるだけ。
一晩放置したら、
とろりと滴る黄金色の蜜をまとい、
栗の渋皮煮がちょうどいい具合に仕上がっているだろう。
by asian_hiro | 2014-10-01 01:35 | 日々のこと | Comments(0)
休日
この海の、はるか底に沈むもの。
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あおぞらが、あまりに気持ちよかったので
こんな日は「海と飛行機だ!」と思い、旅にでた。
海からつづく川をわたり、
むこうに大きな飛行機が見えたとき、
「世界は、なんてすばらしいのだろう!」と
胸が飛び出すくらい、どきどきした。

今年の1月に決めた目標は、
「たいせつなものを、もっとたいせつにする」。
そういえば「たいせつ」は、
どうして「大きく切る」と書くのだろうと調べるうち、
1600年代に創られた「日葡辞書」では、
「たいせつ」は「愛」と訳されているのだと知った。

昔から、たいせつなことは半歩遅れて気づくタイプだった。
取り返しのつくことならまだしも、
ときどき、あたまを抱えるようなこともあったけれど、
人生の傷は、年月と経験と、生来の粘り強さで
いつのまにか、みんな消えた。
たぶん記憶は地層みたいな構造になっていて、
かなしみ、よろこび、たのしさ、うれしさ、いろいろな感情とともに
傷も、記憶の地層に飲み込まれていったのだと思う。

不器用で、頑固で、融通がきかなくて、
自分でもバカだなあと思うことがいっぱいで、
それでも、こんな性格はたぶんどこかで嫌いじゃなくて、
だからこそ、自分で自分を苦しくしているなと
思うこともあるのだけれど、
まあいいか、もう腹をくくるしかないよねって、
みんな、そのまま受け入れることにした。
海と、飛行機の休日に。

「たいせつなものを、もっとたいせつにする」。
たいせつなものは、いつも心のどこかで感じているから、
つい、それがそこにあることが当たり前のようになってしまい、
たいせつなはずなのに、ぞんざいな扱いになってしまったり、
後回しになってしまったり、そんな矛盾も起こるけれど、
やっぱりそれは、かけがえがないのでね、
ときには風通しのいいところへ置いて
気持ちよく、太陽の光に当ててあげないとね。
だって、たいせつなんだもの。
無くなったりひからびたり、壊れたりしたら困るんだもの。

ああ、なんだか熱くてやけどしそうな文章を書きたいなあ!
誰も読まなくていい、
自分の心を芯から震わせるくらい、濃密で熱い文章を書きたいな。
by asian_hiro | 2014-09-16 00:17 | 日々のこと | Comments(12)
あおぞら
視線を上げれば、飛行機雲。
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「大橋トリオ」の「マチルダ」が、
なぜか最近部屋のなかでよく流れている。
そのためかな、ひさしぶりに「レオン」が観たくなった。
わたしはこの映画が大好きだ。
かっこよくて、せつなくて、
何度観ても、目にぎゅっとちからが入る。

「夏はもう終わってしまったのだな」と
多摩川から吹き上げる風と、
頭上に広がる真っ青な空を見ながら思った。
夏が終わると思えば、少しさみしい。
だけど、秋がはじまると思えば、やっぱりうれしい。
終わりも、はじまりも、すべて一本の糸でつながっていて、
そういえば、インドでは
「こんにちは」も「さようなら」もナマステだ。
たぶん、季節を見送り、迎えるのだって、
そんなに複雑な感情はいらないのだろう。

この夏にできなかったことは、
来年の夏まで、タンスのなかにしまっておく。
その代わり、この秋にやりたいことを、指折りながら考える。
浮かぶ浮かぶ、限りなく。
やりたいことを100個思い浮かべることができる人がしあわせなら、
わたしは、100でも200でも思いつく。
なんだ、夏が終わってもまだだいじょうぶみたいだ。

ちょっとのあいだ、おやすみです。
よい秋を!
by asian_hiro | 2014-09-05 22:22 | 日々のこと | Comments(12)
アクセルを開いても、別にどうってことなかった。
てのひらを開いたからといって、なにが失われるわけでもない。
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「ダウンドッグのときの背中、とてもきれいですね」と
ヨガのクラスで、ときどき顔を合わせることはあったけれど
一度も話したことのない人から、声をかけられた。
「とても気持よく、胸が開いている感じ」
インドのおじいちゃん先生によく、
「オープンチェスト!」と怒鳴られていたから
胸を開くのが、自然と板についたみたいだ。
とざさない、とじこめない。
ことばも、気持ちも、勢いも。

夕焼けの、湿った風を胸いっぱいに取り込んで
色づく雲を眺めながら、短い旅について考える。
あしたから9月とはいえ、
まだ、夏が終わったわけではないのだし。
by asian_hiro | 2014-08-31 22:18 | 日々のこと | Comments(2)
自然
夏が終わる、その前に。
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ちょっとそこまで、
アイスを買いに行くみたいな顔して
もうこれ以上ないってくらい、
粗い自然に抱かれたい。
by asian_hiro | 2014-08-23 22:12 | 日々のこと | Comments(8)
ギャップ
日常の、ちょっとしたきらめき。
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いつものドトールの、いつもの席でアイスコーヒーを飲んでいた。
となりには、難しい顔をして書類を読んでいる
同い年くらいの男性がいた。
かばんからノートを出し、昨日取材した内容をまとめていると、
その男性とは反対側のとなりにいた女性が席を立った。
左手で、まだ2歳くらいの女の子の手をひいている。
女の子がとなりの男性のほうをじっと見ているなと思ったら、
男性は、ものすごくにこやかな顔で手を振っていた。
さっきまで、難しい顔で書類を読んでいたそのひとの、
子どもに見せる笑顔がなんともさわやかで、わたしまでどきっとした。
ひとが不意に見せるギャップって、
日常に落ちているちょっとしたきらめきだ。
by asian_hiro | 2014-08-21 22:17 | 日々のこと | Comments(2)
サンドイッチ
水筒には甘酸っぱい果実酢を入れて、
リュックにはサンドイッチをしまって。
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先日、にがうりの味噌炒めを作った。
家にある、麦味噌、米味噌、赤だしのうち、
米味噌と赤だしを混ぜたら、ちょっと塩気が強過ぎたので、
今度はまろやかな麦味噌で作ろうと思っている。

果実酢は順調になくなっていき、
オレンジ+ミント酢、パイナップル酢、桃酢を飲み終えて、
いまは一番最初に漬けた梅酢がようやく飲み頃になっている。
さらに、プラム酢とパイナップル酢2本目がスタンバイ。
どうしてこんなに果実酢ばかり作るのだろうと
台所に並ぶガラス瓶を眺めつつ、自分のことながらとても不思議だ。

ニューヨークにいたときは、毎週末にベーグルを焼いた。
ガスオーブンを3回転させ、20個くらい焼いてから
1、2日以内に食べる分をのぞき、ひとつずつラップして冷凍庫へ。
そして、仕事の昼休みに食べるように、
毎朝、サンドイッチを作って持参したのだ。
なんだか、とてもなつかしいなあ!
公園のベンチに座り、スタンドで買った1ドルのコーヒーといっしょに
「まぶしいなあ」って言いながら食べたっけ。

「夏休みも後半戦」
テレビのニュースでそんな言葉を聴いて、ハッとした。
ぼやぼやしていると、夏が終わってしまうじゃないか!
まだ、やりたいことはいっぱいある。
行きたいところもいっぱいある。
伝えたいことも、届けたいものも、挑戦したいことも、いっぱいある。
まずはなにからはじめようと考えて、
とりあえず、あしたは
サンドイッチを持ってちょっと遠出をすることにした。
by asian_hiro | 2014-08-16 00:27 | 日々のこと | Comments(6)
テールランプ
いま、手のなかに存在するもの。明日、手のなかに訪れるもの。
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なんか、いろいろなことが滞っていて、
血液も、体液も、なみだも、脳みそも、
1ヵ所でストップしてしまっているような感じがして、
ああ、こんなときはヨガだ、ヨガスタジオへ行かなきゃと、
ほんとうに久しぶりに、スタジオへ出かけた。

先月まで、週5回くらいスタジオへ通っていたのだけど
最近、めっきり足を運べなくなっていて、
自宅や屋上や、ときどき緑道で体を伸ばすことはあっても
やっぱり、スタジオでみんなと一緒に動くのとは違うのだ、
ひとりの集中力は、みんなの集中力と出会って増幅する、
久しぶり、じっくりと自分の内側に注意を向けた。

急ぎ過ぎたか、走り過ぎたか、
欲張り過ぎたか、
それとも、走っているようでただ足踏みしていただけなのか、
最近、いや、もっとずっと前から
たぶん、わたしはこんな感じで、
ヨガを終え、家までの道を歩きながら、
なんだか、いっぺんでいろんなことがわかってしまった。
ああ、そんな簡単なことだったのか、
なんだなんだ、もういいやって。

ヨガ仲間の、バリのレッスンは
ものすごくハードだし、ストイックだし、
それを毎日6時間くらい、受け続けた時期もあるのだから、
日本のヨガクラスで、
「これはしんどい!」と思ったものは、ひとつもない。
だけど、今日のクラスがしんどく感じられたのはなぜだろう。
ああ、きれいな景色のなかで休みたいな。
湧き水、あおぞら、ひばりの声、
木々の緑と、土のかおりに、風のおと。
そんな世界に、行きたいな。

車のテールランプを眺めていると、
なんともいえず、心が無性にざわざわする。
手放すのは、世界ではなく、
それにしがみつく、自分自身なのだろうね。
そういえば、むかし、
「一度、できたポーズはもう手放していいのです」と言った
ヨガの先生がいた。
「今日はできたけれど、明日はどうだろう。
あさってはどうだろう。もう二度と、できなかったらどうしよう」と
考える必要など、たぶん、どこにもないのです。
by asian_hiro | 2014-08-14 21:27 | 日々のこと | Comments(2)
いちにのさんで、もうやーめたって。
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せっかくのスーパームーンも
雨雲に隠れて見えずじまい。
たぶん、わたしはどこかで道を間違えたのだろうけれど、
もう、引き返すのももったいないので
いちにのさんで、もうやーめた。
昨日のすてきな夜については、また今度。
by asian_hiro | 2014-08-10 21:24 | 日々のこと | Comments(6)