アジアとアジアの飯をこよなく愛するライターの、「旅」と「パン」と「おいしいもの」があれば幸せな毎日の記録です。
by asian_hiro
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カテゴリ:台湾旅行記( 12 )
言葉
スタートは、ゼロ地点。
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屋台の目の前に立ち、「これとこれね」と指を指す。
さつまいもの澱粉で肉や野菜などの餡を包んで蒸し上げた肉圓と
魚のつみれが浮いたスープの魚丸湯。
間違って、となりの屋台のテーブル席に座ったら
おばちゃんが慌てて「こっち、こっち」と走って来た。
「ああ、ごめん、ごめん」と笑って席を移動する。
お勘定をするときも、身振り手振りのコミュニケーション。
たった一語すらきちんと交わしていないのに
それでも意思が通じてしまう、「なんとなく」なやり取りが面白い。
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同じ漢字を使う彼らとの間でさえこうなのだから、
図形にしか思えないタイ語や
子供の落書きにも見えてしまうアラビア語や
どこかおどろおどろしく見えるヒンディ語を話す彼らと
完全に真正面から理解し合うことなど無理なのだ。
あきらめるわけではないけれど、
無理なのだと思ってしまえば、とてもラク。
100からスタートするのではなく、いつでもゼロからはじまるから
少し、共通点を見つけるだけで
小躍りしたくなるほどうれしくなる。

この年末、ひさしぶりにインドへ行く。
昔、勉強したヒンディ語が口をついて出てくるようになるには
旅の日程が短すぎるけれど、
出発が近づくたびに、
わたしは、あの国が本当に大好きで、
どこにいても、つねに接点を探していたのだと、しみじみ思う。
by asian_hiro | 2008-12-13 00:23 | 台湾旅行記 | Comments(12)
えがお
さて、金曜日ですよ。
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元気だして、いきまっしょ!
by asian_hiro | 2008-12-12 01:07 | 台湾旅行記 | Comments(10)
視線
その目で、いま、見ているものは。
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買い物をするお母さんのそばで。
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幼稚園の正門の向こうで。
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龍山寺、祈りの声が波のように響くなかで。
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寺の門前、数珠の飾りを作りながら。
たぶん、彼は盲目のひと。
その目はなにも映していない。

そしてわたし。
これからあたらしい本を少しだけ読んで眠る。

さて、あしたは青空を見上げながら、
久しぶりに朝の散歩をしましょうか。
by asian_hiro | 2008-12-10 22:10 | 台湾旅行記 | Comments(2)
音楽
忘れない。忘れるわけない。
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毎日、毎日、路地から路地へ、かくれんぼしながら歩いたのだ。
一日中、雑音混じりのラジオが漏れてる長屋の庭も、
我が物顔でねこが昼寝する雑貨屋の店先も、
「おじゃまします」って心でつぶやき、ひょいひょいと歩いたのだ。
たくさんの旅人を見送り、「またね、元気でね」って別れたのだ。
数ヶ月の旅を終えて帰る直前、ギターと歌で見送ってもらったのだ。
空港は移転し、なじみの宿も客層が変わったと聞いた。
毎日出かけた屋台も、いまは開いたり休んだりだと聞いた。
だけど、忘れない。忘れるわけない。
そもそも忘れる必要など、どこにもない。
あの町は、いつでもわたしの原点であり、目標でもあったのだから。

台湾から戻る機内で、タイの音楽ばかり聴いていたからだろうか。
いまも、こころがあの町に帰ってしかたない。
しかたないから、タイで買ったCDを浴びるように聴きながら、
生ぬるい風の夢を見て眠ろう。
by asian_hiro | 2008-12-10 21:37 | 台湾旅行記 | Comments(0)
朝市風景
雙連駅前、朝8時。
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日本と同じ食べものを海外で見つけると、
懐かしさと気恥ずかしさを同時に感じるのは
どうしてだろう。
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魚、野菜、練り物、肉。
揚げたてのフライが、飛ぶように売れていく。
これがホントの「フライ」だなあ…などと、下手なギャグを思ったり。
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大地で採れた野菜は、大地と同じ高さで売られている。
買うひとも、みな、地面にしゃがんで野菜を選ぶ。
この国では、野菜もひとも
いつでも大地とつながっている。
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出勤前に、朝飯の一杯。
ちらしを眺め、麺をすすり、またちらしを見て、麺をすする。
そんなことを繰り返すうち、あっという間にどんぶりはカラになる。
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8時、9時、そして10時。
入れ替わり立ち替わりやってくるお客たちを
朝市は迎え続ける。
何年、何十年経っても変わらない、
この町の一日は、いつもこの景色とともに始まっている。

いつか、朝市だけをめぐる旅がしたい。
北欧からアフリカ大陸、アジア、南米まで、
地図にも載らないくらい小さな町を訪ねて
街角に立つ、朝市に出かけたい。
毎朝、誰よりも早く朝市に出かけ、
さいごのひとりが店じまいをするまで、
ずっとその場で写真を撮りたい。
いつか、叶えたいわたしの夢。
by asian_hiro | 2008-12-09 21:09 | 台湾旅行記 | Comments(6)
路地裏
冬空、北風、漢字の看板。
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こんな景色を見ながら路地裏を歩くとき、
ああ、わたしはやっぱり旅が好きだなあと
思う。
by asian_hiro | 2008-12-08 23:00 | 台湾旅行記 | Comments(6)
お茶
湯のみを両手で包み、思い出す。
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「手と胃の大きさはおんなじ。
アンタ、手も胃も大きいからって食べ過ぎちゃダメヨ」。
マッサージのおじさんが、笑いながらそう言った。
腎臓と肝臓の働きがあまり良くないらしく、
「このお茶を飲むとイイヨ」と教えてもらったのは、七葉胆。
なんと形容していいんだか、よくわからないその味は
内蔵に効くと思えば舌に苦く、
おじさんの笑顔を思い出せば、かすかに甘い。
by asian_hiro | 2008-12-07 19:37 | 台湾旅行記 | Comments(2)
手を合わせ、こころを澄ます。
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ひとは、なにかを願って祈るのではない。
願いごとが見えるのは、こころに迷いがない証拠。
たぶん、道に迷うから祈るのだと思う。
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手に寄るしわは、祈りの数だけ深くなる。
交わり、離れ、絡み合う。
複雑なしわの模様は、迷いの果てに選びぬいた道のようだ。
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飛行機のなかで、ただひたすら日記を書いた。
猛烈な速さで書いた文章を、たった一語で要約するのは簡単だ。
ただ、それに対する回答をどこからか引っぱり出すのは
雲にはしごをかけるみたいにむずかしい。
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だけど、この迷いが消えればまた別の迷いが現れ、
いつでも、なにかしらの悩みごとが心に浮かぶのだとすれば
いまはまだ、時折立ちすくむことがあるとしても、
この道がやがて光のなかへ溶けるように、
手を合わせ、祈ろうと思う。
by asian_hiro | 2008-12-07 17:23 | 台湾旅行記 | Comments(10)
屋台
日常の想像。
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どんなに豪華な料理が並んだ皿よりも、
誰かが食べ終わったばかりの食器や箸に
カメラを向けたいと思うのは、
いったい、どうしてなんだろう。
by asian_hiro | 2008-12-06 18:08 | 台湾旅行記 | Comments(8)
カケラ
世界中の道端に、旅のカケラが落ちている。
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あのとき、偶然辿り着いた市場はこんなところにあったのか、と
ふとした瞬間、いまの「旅」が過去の記憶と結びつく。
そういえば、いつもこんなふうだった。
「旅」で「旅」を思い出し、
また、あたらしい「旅」に出るのだ。

5度目の台湾は、95%仕事の旅。
だけど、いままでよりもっと台湾という場所が好きになれたのは
とてもいいひとたちに出会えたからだと感謝する。
by asian_hiro | 2008-12-06 00:40 | 台湾旅行記 | Comments(2)