アジアとアジアの飯をこよなく愛するライターの、「旅」と「パン」と「おいしいもの」があれば幸せな毎日の記録です。
by asian_hiro
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ヒンドゥ寺院
ベッドにて思う、よしなしごと。
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昨日、小雨に濡れながら夜道を散歩しつつ帰って来たのがまずかった。
先週末に風邪をひき、ずっと微熱と頭痛と咳が続いていたのに、
少し復活したからといって、自分の体力を過信したのだ。
夜中には関節が痛くなり、暑さと寒さがからだのなかで混ざっていた。

めったに体調を崩さないから、ひさしぶりに熱を出すと
どこか、違う世界で呼吸をしているような感じでわくわくする。
だけど明日もあさっても、日本から遊びに来ている友だちと
会う予定が入っているのだ。
とりあえず、ゆっくり寝ることが肝心と
今日は一日、ベッドのなかでじっとすることにした。


昨日、散歩の途中でヒンドゥ寺院を見つけた。
Yoga Studioの看板のかげに、Hindu Templeとあったので
開けっ放しだったドアからのぞいてみたら、
アメリカ人ともインド人ともとれる顔立ちの、長身の男性がいた。
奥にはシヴァやヴィシュヌ、ハヌマンの彫像が並ぶ祭壇がある。
ここ、お寺ですか、入ってもいいですか、と尋ねると、
どうぞとにっこり笑った。

入り口で靴を脱いでなかに入ると、彼は室内を案内してくれた。
ちょうど、これからお祈りの儀式が始まるところだったらしく、
白いサリーを着た女性が薄桃色の花束を持って、室内に入って来た。
その彼—普段はヨガの先生をしているらしい—によると、
ここは、ニューヨークで唯一のヒンドゥ寺院とのこと。
わたしが、偶然ここを見つけることができてラッキーです、と言うと
彼は、偶然見つけてもらえてラッキーです、と
とてもいい顔で微笑んだ。


白い天井を見上げつつ、思考があちこちに飛び回る。
昨日の朝、アパートの前に瀕死の小鳥がいた。
帰り道、あまり足を運ばない街のなかで
ニューヨークで唯一のヒンドゥ寺院を見つけた。
室内のいたるところに、インドで見慣れた神様の肖像があった。
祭壇に飾られた薄桃色の花束が、とても甘い香りを放っていた。
まるで、命のはじめと終わりを一日のうちに見たようだと思った。

半分以上、ベッドのなかで過ごした土曜日。
とりとめもないことを考えつつ、
明日は早く起きて、
いつもより遠くまで川沿いを散歩しようと決めた。
by asian_hiro | 2008-05-04 10:13 | ニューヨーク生活・日々 | Comments(9)
Commented at 2008-05-04 16:11
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by eribleucoco at 2008-05-04 16:50 x
 咳きや熱、排出の季節をカラダが察知して機能してるのでしょうね、でも呉ぐれもお大事に。
 マンハッタンにヒンドウ寺院、hiroさんの文章を読みながらイメージしてみています。 二つの空気のコントラストが、気持ち良さそうですね。
Commented by うう at 2008-05-04 18:06 x
NYのヒンドゥー寺院と聞いて、インド系アメリカ人のジュンパ・ラヒリを思い出しました。彼女の書く小説はインドじゃないところに住むインド人の話が多いんです。彼女もそうだからでしょうね。
インド独特の空気とその話が展開する舞台(アメリカであることが多いんですが)とのギャップの間で生きている人たち。ラヒリもその寺院に行ったのかなぁ、などと想像してみたりしました。
Commented by asian_hiro at 2008-05-05 10:37
>鍵コメントさん
もう、完全復帰です!
どうもありがとうございます。
そのヨガ、わたしはインドにいる間、習っていましたよ。
リシケシュのそのアシュラムに通っていたんです。
こちらにもその流派の道場があり、クッキング教室も開かれているようなので、今度トライしてみようと思っています。

Commented by asian_hiro at 2008-05-05 10:39
>eribleucocoさん
ヒンドゥ寺院といっても、見かけは普通のビルなんですよ。
でも、なかをのぞくときちんと祭壇があり、お香の香りがあふれているんです。
そのギャップがおもしろいな、と思いました。
いまは排出の季節なんですね。
そういえば、いつもこの時期に体調を崩すような感じがします。
そうかー、わたしって意外に敏感なんだ(笑)
Commented by asian_hiro at 2008-05-05 10:41
>ううさん
その方の小説を読んだことはないんですが、
ぜひ、探してみようと思いました。
インドじゃないところのインドの話、とても興味があります。
わたしも、いろいろな国にある「インド人街」と
呼ばれるところへ出かけるのが大好きです。
国によっては、南インドのひとが集まっていたり、
チベット系のひとがいたりと、特色があるのもおもしろい。
早速明日、本屋さんで本を探してみようと思います。
Commented by そうそう! at 2008-05-05 21:12 x
書き忘れたんですが、彼女もNY在住です。写真を見るとすごくきれな女性。Jhumpa Lahiri。ピュリツァー賞も取っているようです。
興味を持っていただけるなんて、すごくうれしいです。
Commented by うう at 2008-05-06 01:17 x
↑名前の欄にコメントタイトル書いちゃいました(汗)
Commented by asian_hiro at 2008-05-06 12:25
>うう(そうそう)さん
ピュリツァー賞も取っているんですね。
今日は残念ながら時間がなかったので
明日、帰りに寄ってみます。
「そうそう!」さんでもすぐにわかったので
だいじょうぶですよ(笑)
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