アジアとアジアの飯をこよなく愛するライターの、「旅」と「パン」と「おいしいもの」があれば幸せな毎日の記録です。
by asian_hiro
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海辺の朝ごはん
この朝ごはんを食べたいがために。
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毎朝4時に起きて水シャワーを浴び、海岸へ出かけて日の出を待った。
この町の人たちは、太陽が昇るのを拍手して出迎えるのだ!
なんて素敵な習慣だろうと、わたしも一緒になって手を叩いた。
そして、笑った。

夕方になると再び海岸へ集まって、太陽が海の向こうへ沈むのを見送った。
最後の、本当におしまいの一点が見えなくなるまで、みんな、その様子を眺めるのだ。
それぞれのこころには、それぞれの想い。
あしたもしあわせな一日になるように、心地良い夕風のなかで太陽にさよならを言った。

南インド、カニャークマリ。
インド大陸最南端のこの町では、太陽は海から現れ、海に消える。
夕方にごはんを食べてしまうと、もうやることはなくなって、寺から流れるのんびりした音楽を聴きながら、毎晩テラスで夜風に吹かれた。
隣の部屋に泊まっていた男の子が夜中、急に体調を崩し、あわてて病院まで付き添ったこともあったっけ。
そして、朝ごはんは交差点の角にあるこの店で。
太目のおじさんとひょろっとしたおじさんの、でこぼこコンビが作るごはんで一日を始めるのだ。
たっぷりの油で練った小麦粉を焼いたパラタ。
その日の気分で揚げ物を1つ、2つ。
カレーを2種。ときには3種。
もう食べられないよ!って言うのに、「揚げ立てのアツアツだよ」と太目のおじさんが揚げ物をポンとよこす。
なつかしい。
もどかしいほど、なつかしい。

時間も空間もすべて越えて、いま、カニャークマリへ帰りたい。
この朝ごはんを食べたいがために。
by asian_hiro | 2007-02-05 19:58 | インド旅行記 | Comments(8)
Commented by hi-vison_1103 at 2007-02-05 21:21
こういうところのスチ−ルの器って何ていいざんしょ(^ー^)
これが磁器や陶器だったらちょっと違いますもんね。
これはうみゃぁ〜ですね♪byクロエ@飛んでいけーっ
Commented by at 2007-02-06 03:30 x
海から日が昇り、海へと沈む場所。
僕も一度訪れてみたいと感じましたよ。
そして太陽を皆と一緒に拍手で迎えたいな。
Commented by しょうこ at 2007-02-06 07:33 x
私も、カニャークマリ行きました。朝日が昇らないうちから沢山の人が朝日にお祈りしに来てたな・・・。懐かしい。旅をすると朝日と夕日を見るのは一日の大切な行事。    インドに帰りたくなりますね。
Commented by HARU at 2007-02-06 08:18 x
カーニャクマリ、僕は3日間しかいられませんでしたが、
hiroさんと同じように、毎朝朝日を見に行きました。
ベンガル湾に昇る太陽を見るために、毎日あんなにたくさんの人が集まることに驚き、それを聖なるものとするインドの人々に感激。
海から昇り、海に沈むカーニャクマリの太陽は、忘れられない旅のひとコマになりますね。
Commented by asian_hiro at 2007-02-07 01:43
>hi-vison_1103さん
そう、チープな食器がまたいいんですよね。
そして、やっぱりバナナの葉!
この上に盛られたご飯を、指先でかき混ぜる瞬間はまさに恍惚。
東京でも、バナナの葉を買えるところがあるので、
食器代わりに使ってみようと思っています。
Commented by asian_hiro at 2007-02-07 01:47
>禅さん
なんにもないのに、なんでもあるような、
この町がわたしは大好きです。
インターネットも町に数軒しかなく、
しかもダウンしているときがほとんどなのに、
そんなスローな空気が心地良いのです。
ああ、また行きたくなっちゃうな…。
Commented by asian_hiro at 2007-02-07 01:48
>しょうこさん
こうして、インドの話をアップすると、
たくさんのインド経験者が訪ねてきてくれて、うれしくなりますね。
でも、余計にインドへ帰りたくなるのが困りもの(笑)
カニャークマリはわたしの大好きな町ベスト10に入ります。
また、このおじちゃんの朝ごはんを食べに行かなくちゃ!
Commented by asian_hiro at 2007-02-07 01:50
>HARUさん
わたしはこの町に結構長く滞在していたのですが、
毎日毎日変化のない日々を過ごしているわりには
まったく退屈しなかったような気がします。
少し、町から外れると遊園地みたいなものもあるんですよ。
ビンボーだったせいで、そこに入れなかったことだけが
心残りです(笑)
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