「やらない」ということの理由。
いまだスコーン熱は冷めやらず、パン屋さんでもケーキ屋さんでも「スコーン」と見れば近寄らずにはいられない。
だったら、自分で焼けばいいのにと思いながら、「忙しくて時間もないし」「材料も切れているし」「そもそもオーブンが壊れているし」など、適当に言い訳する。
本当は、どうしてもやりたいなら時間なんてどうにでも都合がつくはずだし、24時間営業のスーパーで材料も買えるし、オーブンの調子が悪いならオーブントースターだって焼けないことはない(たぶん)。
結局は、「やらない」ということの理由を自分自身に言い聞かせ、安易に納得しているだけだ。
「忙しい」とか「面倒」とか、そういうたわいもないことをすべての逃げ道にしないようにと思いながら、結局スコーンひとつでさえこれだもんなあ。
気合を入れて、今度の休みには絶対に焼くぞ。
なんのスコーンにしようか、考えるだけでワクワク楽しみになってきた!
銀座、プランタンで買ってきたビゴのスコーン。
ソフトな歯ざわりはパンと焼き菓子のほぼ中間。甘さ控えめな分だけ、パン屋の顔。
まずは基本中の基本、カレンズ入りも作ってみよう。