インドへ行く前は、いつも朝5時ごろに起きて、1時間くらいぶらりと近所を散歩するのが日課だった。
でも、帰ってきたらなんとなく億劫で、早起きはするものの、外を歩くことがなくなった。
インドでだらだらとした生活を送っていたから、ついその怠けグセがついちゃって…というのではなく、むしろ逆。
向こうでは、毎日少なくとも5時間は歩く。
時には炎天下のなか、10時間くらい歩くこともある。
昨日、所用で出かけた帰り、久しぶりに1駅分くらい歩いてみた。
たった20分程度のものだったけれど、ギラギラした太陽の下、目を細めながら歩くことのちょっと自虐的な気持ちよさを思い出した。
今朝、久しぶりの散歩のあとの朝ごはん。
池袋東武のミクニで買ってきた「プティフリュイ」。
弾力のあるフランス生地にクランベリーとサルタナレーズンが入っている。
奥に見えるのはエジプト土産でもらったハイビスカスティ。
現地では「カルカデ」といい、ホットでもアイスでも飲むが、どこで飲んでも間違いなく甘い。
たっぷり入った砂糖とハイビスカスの強烈な酸味は、エジプトの暑さを乗り切る最高のエネルギーだ。
今日も残暑が厳しそうな東京だけど、朝の散歩とカルカデのおかげで、いいスタートが切れそうだな。