アジアとアジアの飯をこよなく愛するライターの、「旅」と「パン」と「おいしいもの」があれば幸せな毎日の記録です。
by asian_hiro
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符号
川沿い、夕暮れ、ベランダでたばこを吸うひと。
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取材まで、1時間ちょっとあったので
駅前のドトールに入り、コーヒーを注文した。
そこは、初めて下車した駅だった。
名前は知っていたし、成田空港へ向かうとき
何度も通過したことはあったけれど、降りたのは初めてだ。
コーヒーを飲みながら、iPhoneで地図を見ていたら、
すぐ近くに大きな川が流れていることに気がついた。
カップにコーヒーが半分以上残っていたけれど、
地図を見ていたら、どうしても川のそばを歩きたくなった。
いったんそう思ったら、おとなしく座ってなんていられなかった。
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歩き始めて5分も経たないうち、川に行き当たった。
がっちり堤防で固められていて、背伸びしないと川が見えない。
でも少しだけ離れると、向こう岸まできれいに見えた。
道路から一段下がったところにアパートがあり、
2階の角部屋のベランダで、男のひとがたばこを吸っていた。
毎日そうやって、川を眺めながらたばこを吸うのだろうかと
そのひとの日常を想像する。
ちょうどわたしが部屋のベランダから
東京タワーを眺めるのと同じように、
あのひとは毎日たばこを吸うのだろう。
たぶん、こんな感じで夕日を見ながら。
c0001023_19495239.jpg

今度、ヨガスタジオをオープンする知人に頼まれて
ここ数日、ウエブサイトに載せる文章を考えていた。
いろいろアイデアは浮かんでも、なんとなくおさまりが悪くて
ああでもない、こうでもないと
行ったり来たりを繰り返していたのだけど、
コートを脱いで片腕に持ち、まっすぐ川沿いを歩いているとき
ひさしぶりに、ふっとこころに落ちてきたものがあった。
立ち止まってかばんからiPhoneを取り出し、
メモ帳に書いて、そのまま送った。
夕暮れ、川のそばを歩きながらヨガの文章を考える、
これ以上、最高のシチュエーションはないと思った。
c0001023_19495520.jpg

先日、たまたま耳にした音楽は
“The Bicycle and the Boardwalk”というタイトルで
これも、この環境にぴったりだと思った。
地図で川と橋を見たときから、もしかしてわたしは
過去にこの橋を渡ったことがあるかもしれないと思ったのだけど
実物を前に、間違いなくわたしはここへ来たことがあるのを確信した。
なんだか、ぴたりぴたりと、いろいろな符号がそろっていく。
そろそろ駅に戻ろうかと振り返ると、
ずっと向こうにスカイツリーが霞んで見えた。
by asian_hiro | 2015-02-12 22:35 | Comments(2)
Commented by はるる at 2015-02-13 16:22 x
河や海など水の傍ってたとえ護岸工事がされていてもなんだか解放感ありますね。流れるものだからというのもあるのかな
年末に多摩川の傍に引っ越しました。帰京すると、休みの日の朝に河辺でぼっとしたりしてます。流れるように生きていけばいいんだなって思いながら。
4月からは身も心も戻ってきます。ここで戻るという表現をすることが私が今住んでいるところが「住処」にできなかったんだなと噛みしめた。これもあれも自分が選んだことなんだな
Commented by asian_hiro at 2015-02-13 21:22
>はるるさん
よくわかります。
わたしもNYへ行き、そこから東京へ帰ってきたときに同じことを思いました。
NYに腰を据えるつもりで東京を離れたのに、やっぱりそこは帰る場所にならなかった。
でも今は、東京以外に帰る場所を見つけたい気持ちです。
もう、東京はまんぷくだって思っています。
…とはいえ、はるるさんが東京へお戻りになるなら、ぜひお会いしましょう!
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