アジアとアジアの飯をこよなく愛するライターの、「旅」と「パン」と「おいしいもの」があれば幸せな毎日の記録です。
by asian_hiro
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アトリエ・モリヒコ
混ぜるほどに分離する。
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その喫茶店は、路面電車の線路の、すぐそばにあった。
通勤や通学のひとたちを乗せた電車が、
時折、テーブルの横を走っていく。
ネルドリップで淹れたコーヒーを飲みながら
あと3時間後にはじまる取材の準備をするために、
ノートと資料をかばんから取り出そうとしたとき、
筆入れのファスナーが開き、
ペンがばらばらとかばんに落ちてしまった。
その瞬間、あるひとからの手紙に
「自分の人生を、あまりかき混ぜてはいけない」
と、書かれていたことを思い出した。

コーヒーの半分はブラックで飲み、半分はミルクを入れた。
ミルクを表面へそっと落とし、うずを巻く様子を見るのが好きだ。
そういえば、いつでもコーヒーはかき混ぜない。
あえてスプーンを汚さなくても、
おのずとミルクは、コーヒーのなかに溶けていく。

ATELIER Morihiko
by asian_hiro | 2014-06-22 20:57 | 日々のこと | Comments(2)
Commented by tk-cafe at 2014-06-22 22:46
>「自分の人生を、あまりかき混ぜてはいけない」

なんだか考えさせられる言葉ですね・・。
深い(´・_・`)
Commented by asian_hiro at 2014-06-23 12:24
>tk-cafeさん
わたしはこの言葉を初めて聞いたとき、あまりピンと来なかったんです。
でもいま、その意味がよくわかります。
もっと若いときのわたしはいつも流動的で、留まっていなくて、たえず変化を求めていました。
住むところも旅するところも働くところも、ひとつに定まってしまうのがもったいないし、退屈だし、たぶん、自分の世界が小さくなってしまうという怖さもあったんだと思います。
でもいま、歳を重ねてみて、そろそろ自分を揺らさず、定位置におさまってもいいんじゃないかと思っています。
ちょうど水の濁りが静まるのを、ただじっと待つ感じですね。
走っている電車の中からでは、見えない景色もあります。
留まる場所、そろそろ本気で探すタイミングだなと思っています。
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