アジアとアジアの飯をこよなく愛するライターの、「旅」と「パン」と「おいしいもの」があれば幸せな毎日の記録です。
by asian_hiro
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リピート
日曜日の長文。それは、ときに駄文とも言う。
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ここ数日、ひとつの音楽を繰り返し聴いている。
iTunesでたまたま知ったその音楽、
初めて聴いたときはそれほど惹かれなかったのだけど
あるワンフレーズが妙に気になって、ダウンロードしてみたら
みごとにツボにはまってしまった。
それ以来、その音楽を何度聴いたか、恐らく500回は超えている。

わたしの音楽の聴き方を知っている人は、みな、必ずビックリする。
なにしろ、同じ曲を何度も繰り返し聴くのだから。
ほかの曲はもういらない。世界にそれだけあればいい。
世の中から、それを除いてあらゆる曲が
すっぽり消滅してしまったみたいに、
わたしは、その音楽だけをしつこく何度も繰り返すのだ。
機械が壊れたんじゃないかっていうくらい、何度も何度も。

昨日、その音楽とともに下北沢の街を歩きながら、
人間には「懐石型」と「どんぶり型」がいるのだと、
唐突に思いついた。
好きなものがたくさんあって、
それらを少しずつ楽しむのが「懐石型」。
好きなものはひとつだけ、
それさえあれば他には何もいらないというのが「どんぶり型」。
人間をそのふたつに分けるとしたら、
わたしは、間違いなく「どんぶり型」だ。

好きなものはひとつだけ、それさえあれば他はいらない、
これを翻訳すれば
ほかのものはどうでもいい、だけど、それだけは絶対になきゃイヤだ、
そう、言い換えることができる。
確かに、わたしも昔はそんな人間だった。
別に、気性が荒いわけではないけれど、
欲しいものは絶対に欲しい、やりたいことは何としてでもやりたい、
間違いなく、そんな人間だった。
だけど、ヨガをするようになってから、
「なければなしで。まあ、どっちでもいいです」と
良く言えば鷹揚に、悪く言えばどうでもいい性格になったと思う。
執着がなくなったというか、こだわりがなくなったというか、
確実に、そんな変化が起こっていることを自覚している。
でも、「どんぶり型」の人間にとって、
「これだけはなくちゃイヤだ」というものがなくなってしまったら
それはすなわち、
どんぶりのなかが白飯だけになってしまったということじゃないかと、
ハタと、そんなふうに思い至った。
ああ、だからなのか。
ときどき、やたらとむなしさや空虚さを感じることがあるのは。
それは、どんぶりのなかからメインとなるおかずが
キレイに消えてしまったことを意味するのだな。
昨日、そんなことを思いながら、
件の音楽を何度もリピートしつつ、下北沢の雑踏を歩いていた。

そして今も、その音楽を繰り返し聴いている。
たぶん、明日もこの音楽を聴くだろう。
起きてすぐ、顔を洗う前に聴くだろう。
でも、あさってはわからない。
しあさってには、イントロを耳にするのも
イヤになっているかもしれない。
決して、音楽を使い捨てしてしまうつもりはないけれど、
まあ、それはそれでいいのだろうと思っている。
この音楽を聴かなくなった頃には、
どんぶりの白飯の上に、
きっと、新しいものがドンとおさまっているのだろうし。

それでも今は、この音楽を何度も何度も聴いていたい。
音楽の波に、ふわふわと溺れていたい。
不規則な音符のひとつひとつが、体の細胞へしみ込むように。
日曜日の夜は、こんな夜。
音楽とともに、静かに更ける。
by asian_hiro | 2012-02-06 00:14 | 日々のこと | Comments(2)
Commented by boudham at 2012-02-06 10:15
何の曲なんですか〜〜?
いつも読ませてもらっていましたが、コメントは初めてです。
私も同じタイプで、同じ曲や映画を何度も何度も繰り返します。
何の曲なのかよかったら教えてください。
Commented by asian_hiro at 2012-02-07 21:52
>boudhamさん
コメントありがとうございます。
ごめんなさい、曲名はちょっと控えます。
ごめんなさい。
あまり聴かない、ダンス音楽でした。
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