バリの宿には朝ごはんが付いている。
ひとりなら1泊300円程度のロスメン(民宿)で十分なんだけど、今回は母も一緒だし、少し奮発してホテルなど泊まってみた。
私がウブド中の宿を根性ですべて見て回った結果、今回の宿は
ココに決定。
11月、長旅の最後にひとりでバリへ来たとき、この宿からの眺めに一目惚れしたのだ。
目の前は田んぼ。一面がぱーっと開けた水田だ。
そして、そのなかに二部屋だけある「wooden room」は、床がすべて木の作りになっているバンガローで、部屋にいるだけでいいにおいがする。
そしてテラスには小さなテーブルとチェアとベッド。
バスルームからはハイビスカスの花とバナナの木が見える。
こんなところで1ヵ月過ごせたらいいなと思い、即決で予約した。
朝ごはんは毎日テラスまで持って来てくれる。
メニューは「バナナパンケーキ(写真↑)」「フレンチトースト」「ホットサンド(バナナor玉子」「オムレツorスクランブルエッグorボイルドエッグorポーチドエッグorフライドエッグ w/トースト」「ミーゴレン(焼きそば)」「ナシゴレン(焼き飯)」「ブブルアヤム(鶏肉のお粥)」などいろいろあったけれど、私と母のお気に入りは「バナナパンケーキ」!
米粉を使ったモッチリ生地がボリューム満点。ヤシの実から作るシロップもコクがある。
そしてフルーツジュースもアボガド、パパイヤ、すいか、バナナなど数種類のなかから選ぶことができるし、ミックスもOK。
残念ながら季節じゃなかったのでマンゴはなかったけれど、いつも味でも目でも楽しませてもらっていた。
(↑左:すいか、右:アボガド)
だけど、さすがに1ヵ月も同じ朝ごはんを食べ続けるのは飽きるもので。
たまにはこんなケーキも食べてみたり。
「カキアンバンガロー」併設のベーカリーカフェで買ったマンゴのケーキ。
奥に見える飲み物は、バリコーヒーをアイスにして、さらにコンデンスミルクを加えたもの。
麦茶みたいに香ばしいバリコーヒー(コピバリ)は、冷やして飲む方が絶対においしい!
部屋に冷蔵庫と冷凍庫があったので、氷を作ったり、コーヒーをたくさんドリップして冷やしておいたり、まさに住民感覚でバリライフを楽しんだ。
しかし。
いつもながらのビンボー旅行ならこんなケーキは買えないし、こんな宿にも泊まれない。
たまにはゼータクしてみるのもいいもんだな。