アジアとアジアの飯をこよなく愛するライターの、「旅」と「パン」と「おいしいもの」があれば幸せな毎日の記録です。
by asian_hiro
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廃墟
深夜に、インドとビートルズと。
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早速、iTunesでビートルズのアルバムをダウンロードした。
いま、そのなかの1曲を聴きながらこの文章を書いている。

ビートルズがインドへ行き、
マハリシ・マヘーシュの教えを請うため、
彼のアシュラムに入ったのは1960年代後半のこと。

わたしがそこへ出かけた2003年には
残念ながら、もうすでに廃墟となっていて
宇宙船のような不思議な形の建物が広大な敷地に点在し、
まるで時間が止まったように、静寂のなかで朽ちていた。

アシュラムの廃墟というのは、なんとも不思議な空気が流れていて
恐る恐る、独居房(といったら失礼か)みたいな建物に入ってみると
なんだか、息がつまりそうな感じで天井も低く、
とてもじゃないけど、
わたしはここで心静かに暮らすことはできそうにないと
早々に飛び出てしまった。

ふと、敷地の隅の方を見ると、
10人ほどの大家族が、木と木の間にテントを吊るして住んでいた。
もちろん、彼らは違法でその土地に暮らしていることになるのだけど、
わたしはむしろ、そのテントの中なら住んでもいいと思うくらい
あたり一帯、暖かい生活感に満ちていた。

テントの前には、石で作ったかまどがあり、
その上では、黒い鉄鍋が火にかけられていた。
火のそばでは、女たちがチャパティを作るために粉をこね、
子どもたちと数匹の犬が、廃墟と化したアシュラムの敷地内を
転んだり、跳ねたりしながら走り回っていた。

今度のインドでは、その町にもちょうど行こうと思っていたところだ。
あと2週間。
そうしたら、旅立ちだ。
by asian_hiro | 2010-11-17 02:06 | インド旅行記
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